『アンビリバボー』女優の胸クソすぎる過去が波紋「侮辱罪だよ」

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6月30日放送の『奇跡体験!アンビリバボー』(フジテレビ系)で流れた再現VTRを巡り、視聴者が怒りの声を上げている。

再現VTRで、女優・吉冨さくらを紹介。吉冨以外の家族の耳が聞こえない中で、女優志望の吉冨と母が夢を追いかける物語を放送した。

吉冨は姉2人、両親と5人暮らし。一家にとっては初めての耳が聞こえる子どもだったという。中学2年生で芸能スクールのオーディションを受験して合格し、レッスンに通い始めた。

多くの親がレッスンに詰め掛け、子どもとともに講師にアドバイスを求めたが、吉冨の母は親同士で交わされる議論のスピードが速く、ついていくことができずにいた。

耳が聞こえない母親に暴言…

ある日のレッスン終わりに、吉冨は他の親たちに手招きされた。ある母親が「あなたには知っておいてほしいんだけど、あなたのお母さんは活動の足かせになるわ!」と吉冨を一喝。「みんなで協力しなくちゃいけないときに、あなたのお母さんは何も言ってこない。全くやる気がないのよ!」と吉冨を責めた。

なおも「あなたの母親に足を引っ張られるわけにはいかないの! あなただって、どんなに才能があったって、足かせがあっちゃ夢なんてかなわないのよ」と迫った。

その後、自分を責める母親を吉冨は励まし、さらに努力を重ねた。再現VTRの後には現在女優として活躍する吉冨とその母も出演した。

視聴者は吉冨親子の努力を称えた一方で、聴覚に障がいを持つ母を「足かせ」呼ばわりした人物を責めている。

《VTR見てたけど耳が聞こえない人を足枷呼ばわりする人間がおるなんて怒り通り越して呆れるわ》
《「足枷なの!」って絶叫してた人の子は、今どうしてるんだろうか?》
《親と子は別って考えるべきだけど、足枷とか平気で言ってしまう親の子を応援したくないってのが正直な感想です》
《芸能養成所でも言っていいことと悪いことがあるやろ足枷て…聞こえる人の価値観にあわせるとかそれは無いよ…》
《周りの母親が「耳が聞こえん」事に対して理解しようとしてへんやん! 足枷になるとか言いよるけどなんなん? そこが胸糞悪い》
《聴覚障害のあるお母さんに対して、他の子のお母さんが足枷だとか怒鳴ってるの、これ、非常識云々より、もう侮辱罪だよ》
《脚色あるにしても、足枷だなんて言い方…ひどい…》

再現VTRであったとしても心が痛む暴言だった。吉冨の今以上の活躍を願いたい。

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