今期ドラマは最終回がダメすぎ? すべてをぶち壊す残念な結末…

二宮和也 

二宮和也 画/彩賀ゆう (C)まいじつ 

そこそこの成績を残したドラマが多い2022年春ドラマ。しかし、最終回が酷すぎるとの声も多くあがっている。

まずは木村拓哉の主演ドラマ『未来への10カウント』(テレビ朝日系)。最終回に批判が殺到したのは、急すぎる展開が多かったこと。最終回では、主人公・桐沢祥吾(木村)が倒れるものの、すぐに復活をはたす。

また、肝心のボクシングの試合はダイジェストのように終了。さらに桐沢が再婚するなど、とにかく忙しい展開だった。

「土屋太鳳の主演ドラマ『やんごとなき一族』(フジテレビ系)の最終回は、『未来への10カウント』以上の急展開でした。これまで主人公と対立していた相手が全員急に改心。特に何かをしたわけでもないのに、いきなりハッピーエンドを迎えるという超ご都合主義で、全11話だったにもかかわらず、打ち切りドラマのようなスピード感でしたね」(芸能記者)

『マイファミリー』『じぞ恋』も散々で…

二宮和也主演の『マイファミリー』(TBS系)も散々だったという。

「犯人考察が話題となり、高い視聴率を獲得しましたが、犯人の犯行理由があまりにもショボい。犯行理由と犯行が結びつかないため、これまでの考察は一体なんだったんだと呆れられましたね。また、考察ドラマでありながら、最終回まで見ないと絶対に犯人を推理できない点も、考察ドラマとしてはあまりにも稚拙だと批判されています」(同・記者)

上野樹里の主演ドラマ『持続可能な恋ですか? ~父と娘の結婚行進曲~』(TBS系)は、最終回で一気に主人公カップルの好感度が地の底に落ちることに。というのも、ヒロインのお相手・晴太(田中圭)が、他人の結婚式に乱入してヒロインにプロポーズ。式の主役を無視してしゃしゃり出る前代未聞の行動を繰り出したのだ。もともと主人公カップルの好感度は低かったが、これで最悪に。誰からも祝福されないゴールインを達成した。

「終わり良ければすべて良し」という言葉があるが、終わり悪ければすべて悪し…だと、ドラマが台無しになってしまうようだ。

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