“アウシュビッツもの”の常識を覆すカンヌ映画祭グランプリ作!
『サウルの息子』
ファイン・フィルムズ配給/新宿シネマカリテほかで1月23日より公開
監督/ネメシュ・ラースロー
出演/ルーリグ・ゲーサほか
昨年は“戦後70年”の節目の年のせいか、先の大戦を扱った映像作品が多かった。その中で改めてナチスドイツの暴虐、とりわけユダヤ人強制収容所(その代表格としてのアウシュビッツ収容所)の凄惨さもまたクローズアップされていた。
そこで、このカンヌ国際映画祭グランプリである。これまでの“アウシュビッツ”ものとは一線を画した衝撃作で、受賞も納得と言える。