名前を2度もミス…『めざまし8』トップガン特集に怒り「放送事故並の酷さ」

トム・クルーズ

トム・クルーズ (C)Jaguar PS / Shutterstock

7月5日放送の朝の情報番組『めざまし8』(フジテレビ系)で、トム・クルーズ主演のスカイアクション最新映画『トップガン マーヴェリック』を取り上げた。しかし、その内容を巡り、映画ファンからブーイングが起きている。

番組では「『トップガン』トム・クルーズ(60)こだわりとは?」と題し、2003年以降、トム・クルーズのほぼすべての会見で司会を担当した映画パーソナリティーとリモート中継。主演を務め、製作も兼任したトム・クルーズの魅力にせまった。

同映画の興業収入は、日本では5月27日に公開されて以降、累計76億円を突破。コロナ禍以降の実写映画でNo.1となったと紹介した。続けて映画館で争奪戦となった座席についてや、CG撮影をしない徹底した〝ホンモノ志向〟について取り上げる。

しかし途中、あろうことか倉田大誠アナウンサーは「今回〝トップガン旋風〟を呼んだのはもちろんトム・ハンクスのこだわりでもある…」とコメント。スタジオから「トム・クルーズ。お願いしますよ」と、名前の訂正を求められた。

その後も本物演技と最新技術の融合を説明する際、「前作でライバルのアイスマン役を務めた俳優のヴァル・キリマーが…」と紹介してしまい、すかさずMCの谷原章介から「ヴァル・キルマーね」と突っ込まれていた。

アナウンサーのミス連発に憤る映画ファン

「スタジオでは谷原やタレントの武井壮を中心に盛り上がりを見せ、映画パーソナリティーそっちのけで話を進めていました。それに加え、倉田アナは2度も俳優の名前を間違える始末。トレンドを無理やり引っ張って来た感が満載でしたね。17分弱も特集を組むのであれば最低限、しっかりと公式情報を伝えてほしいと感じた映画ファンも多かったのではないでしょうか」(テレビ誌記者)

今回の製作費は約230億円にのぼるという同映画。数々のオマージュシーンなどを取り合げ、スタジオ一同は感心する様子をみせていたが、今回の特集に対して映画ファンからは

《トップガン特集コーナー、放送事故並の酷さだったわ》
《たまに視聴者おいてけぼりな時あるのよね。完全内輪で盛り上がるみたいなね》
《アナウンサーが俳優の名前を何度も間違えるとか失礼すぎる》
《流行に便乗して作品や出演者に敬意なく、視聴率目的に用意したんだろうね。最悪》
《視聴者を無視して楽しむ番組なんだな》
《トム舞台公演の人が来た意味あった?》

など、ブーイングが起きている。

谷原の不謹慎発言や偏向報道などで度々炎上している「めざまし8」。映画ファンも敵に回してしまうとは、ある意味さすがの手腕だ。

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