『ONE PIECE』のブラック企業コラボにファン落胆…「相手選んでくれ」

(C)Morumotto / Shutterstock 

パワハラ騒動などで嫌われチェーンになった『くら寿司』が、映画『ONE PIECE FILM RED』の公開を記念して、国民的人気作品『ONE PIECE』とのコラボを発表。ブラック企業の代名詞になってしまった「くら寿司」とのコラボということで、「ONE PIECE」ファンから落胆の声が相次いでいる。

7月5日、「くら寿司」は公式ツイッターを更新。《【予告】7/8(金)から! ONE PIECE FILM REDコラボキャンペーンを開催!》とつづり、キャンペーンの概要が掲載された画像を投稿した。

コラボ開催期間は、寿司皿5枚で1回チャレンジできるゲーム「ビッくらポン」で、ルフィやシャンクスなど人気キャラクターのラバーキーホルダーとオリジナルマグネットを入手可能。さらに先着25万人限定で、会計の合計金額が2500円を超えるごとにクリアファイルがプレゼントされるという。

またグッズだけではなく、映画やキャラクターとのコラボメニューも。映画のタイトルにちなんだ「あぶりREDチーズ イベリコ豚大とろ」や〝ゴムゴムの実〟をモチーフにした「ゴムゴムの実風アイスもなか」などを食べることができる。

くら寿司はパワハラ王? コラボを喜べないファン

「ONE PIECE」尽くしのコラボに期待の声も寄せられる中、パワハラを苦に「くら寿司」の男性店長が焼身自殺した例の件が引っかかり、素直にコラボを喜べないという人も多いようだ。ネット上では、

《コラボ相手くらい選んでくれ》
《パワハラ隠すために人気キャラを利用するなよ》
《こういう店はファミリー向けで子どもも沢山来るわけだし、悪いことをしたら謝って誠意を見せるのは必要なんじゃないの? 黙ってやり過ごすのは一番良くない!》
《コラボグッズは気になるけど、くら寿司の現役店長が駐車場で焼身自殺したという事件を思い出して私は行く気になれない》
《集英社も相手を見てコラボしたら? 店長が焼身自殺した店だよ》
《パワハラ王に俺はなる!》

などの不満の声が多く見受けられた。

男性店長が店舗内の駐車場で焼身自殺をした件を皮切りに、黒いウワサが絶えない「くら寿司」。人気作品とコラボしたところで、離れた顧客は戻ってこないのかもしれない。

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