『六本木クラス』未成年飲酒シーンを改変! 過剰なコンプラに呆れ「変な感じ」

平手友梨奈 竹内涼真 

平手友梨奈 竹内涼真 画/彩賀ゆう (C)まいじつ 

7月7日、竹内涼真の主演ドラマ『六本木クラス』(テレビ朝日系)の放送がスタートした。しかし、重要シーンが改変されていたことに批判が殺到。日本エンタメ界の限界が露呈してしまった。

このドラマは、2020年1月から3月に韓国で放送されて大ヒットし、2020年3月よりNetflixで配信されると日本でも大ブームを巻き起こした『梨泰院クラス』を日本版としてリメークした作品。

主人公の宮部新(竹内)が、金と権力を振りかざす巨大企業「長屋ホールディングス」の会長・長屋茂(香川照之)に復讐を果たすため、六本木に自分の居酒屋「二代目みやべ」をオープン。インフルエンサーの麻宮葵(平手友梨奈)らと共に店を成長させていく。

「ほぼオリジナル版に忠実な第1話でしたが、1つ大きな違いがありましたね。それは、高校生の主人公が父親と酒を飲むシーン。オリジナル版では、父親が酒の飲み方を丁寧に教え、実際に主人公が飲みましたが、日本版では父親が主人公の前で酒を飲むだけに。父の宮部信二(光石研)が『形だけでも付き合え』と酒を汲み、新が実際に飲もうとしたところ『バカ! 形だけっつったろ! お前はまだ18なんだから』と注意していたのです。高校生役とは言え、竹内はすでに29歳なのですが…」(芸能記者)

「ここ大切なシーンでは?」

明らかにコンプライアンスに配慮して、原作を変えたこのシーン。ネット上では、

《父さんと酒交わさないし、飲み方教えてもらわないし、ここ大切なシーンでは??》
《コンプライアンスが邪魔して変な感じになったな…結構好きなシーンだったから残念》
《家なんだから酒ぐらい飲ませろよ。コンプラほんま…》
《1話の感想としては「主人公にちゃんと酒飲ますべきだった」に尽きる。今後も付き纏うよこのシーン》
《父子の初めて酒交わすシーンもちゃんとやって欲しかったな。あのシーンあってこその親子の名シーンなんだが》

といった落胆の声が上がっている。

「今の日本ドラマはコンプラのせいで、強盗犯がシートベルトをしっかりつけて車で逃走をしています。それを言い出せば、強盗することは良いのか?とツッコミたくなりますが、それが日本のエンタメ界なのです。主人公が未成年ながら酒を飲むシーンは、今後の展開にも関わってくるため、重要シーンの改変に憤りの声が上がるのは当然かと」(同・記者)

バラエティー番組だけでなく、ドラマ界もなかなか大変そうだ。

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