豪華すぎる!戦前の婦人雑誌に載っていた家庭料理

『飽食の時代』と呼ばれて久しい。街には外食チェーン店が立ち並び、テレビや雑誌はグルメ情報だらけ。コンビニエンスストアには専門店顔負けのスイーツが溢れ、話題となった店に人々が押し寄せ、大行列…。われわれ現代人こそが歴史上、一番贅沢な食生活を謳歌している、と思っている人が多いかもしれないが、果してそうだろうか?

日本人の食生活は時代とともに激しく変化してきた。大正から昭和にかけ、食品産業と流通の発達によって、ハム、バター、ケチャップなどの加工食品や調味料が都市部を中心に普及し始め、一気に洋風化が進んだ。それを後押ししたのが家庭科の授業、そして“婦人雑誌”による主婦の啓蒙だった。

第1次世界大戦による好景気も手伝い、ここに“日本食のルネッサンス”ともいうべき食文化が誕生したのである。

昭和10年代に発売された婦人雑誌の料理コーナーに紹介された豪華絢爛なお皿の数々をご覧いただきたい。

 

お子様の客膳料理

『主婦之友』主婦の友社/昭和12年7月号付録

《きれいにお花を囲んだお客様に、まず海老入り玉子豆腐のスープをおすすめしましょう。飲み物は、フルーツジュースや、カルピス、冷水など、好みにお上げください》(本文より)

 

魚のシチューとその他煮物

『主婦之友』主婦の友社/昭和10年7月号付録

《食卓の中央手前のは、いさきのカレーシチューで、向こう側のはカレー入りのおいしい御飯です。両方を一緒に盛り合わせていただくと、いっそう結構です。この場合、御飯の方が付け合わせとなります》(本文より)

 

三月のお客料理と春の一品物

『主婦之友』主婦の友社/昭和15年1月号付録

《お椀は雪輪玉子と花形しんじょに三つ葉のおすまし。左向こうは蛤とイカとあさつきの雛なます、右向こうは白魚と海苔の天ぷら》(本文より)

いかがだろうか。料亭ではなく、家庭の主婦が作る料理でこの贅沢さ。時間をかけ、心を込めて丹念に作った料理は、さぞおいしかっただろう。

夫婦共稼ぎで仕事に追われ、つい、コンビニの弁当やインスタント食品で済ませがちになってしまう現代人。『飽食の時代』であっても、食生活は貧困になっているのかもしれない。

 

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