2019年の『M-1』は伝説!? ミルクボーイとかまいたちがそれぞれ大活躍

かまいたち 

かまいたち 画/彩賀ゆう (C)まいじつ 

お笑いコンビ『かまいたち』の快進撃が続いている。

彼らは、2017年の『キングオブコント』で優勝し、人気お笑い芸人の仲間入り。19年に『M-1グランプリ』で準優勝し、その地位を不動のものとした。『2022上半期タレント<関東・関西>番組出演本数ランキング』では山内健司が224番組で9位、濱家隆一が212番組で12位にランクインを果たした。

6月30日放送の『ダウンタウンDX』(日本テレビ系)に出演した際、濱家は「僕らも今年目指してるのがレギュラー20本までいきたい。1回だけタッチして帰ってきたいなっていう。聞いたことないじゃないですか、レギュラー20本って」とコメント。MCの『ダウンタウン』松本人志も思わず「聞いたことないよ!」と驚愕した。

「かまいたちは、YouTubeチャンネルも開設していますが、チャンネル登録者数は168万人超と、ちょっとした人気ユーチューバーを凌駕する勢いです。恐らく総収入は芸能界でもトップクラスでしょうね。秋からは『もしもツアーズ』(フジテレビ系)を放送している土曜18時30分から19時の枠で、新番組がスタートするとウワサされています。レギュラー20本がいよいよ見えてきたと言っていいでしょう」(芸能ライター)

地上波にも劇場にも引っ張りだこ

一方で、気になるのが19年の『M-1』で「かまいたち」を破って優勝した『ミルクボーイ』だ。優勝すれば売れっ子芸人になることを約束されたようなものだが、なぜか全国放送のテレビでその顔を見ることはほとんどない。一時は「ミルクボーイ 消えた」というワードが多く見られていた。

しかし、10日放送の『第43回ABCお笑いグランプリ』に彼らが出演した際は、

《ミルクボーイ、古今東西のラジオ体操をいじる漫才の中で一番面白かった!》
《上方漫才大賞でもやってたけど、あのネタ見たらまたM-1に出るという噂も流れるわけだ》
《ミルクボーイ、「ラジオ体操」でもう一回M-1獲れるな。凄すぎる》
《M-1優勝してからも化け物みたいな進化の仕方してるの凄い。凄い題材でネタ作ってる》
《ラジオ体操第二のあの動きだけであんだけおもろなるんやな》
《ミルクボーイの漫才、M-1優勝した時よりも2段ぐらいレベルアップしてる感じ凄い》

などといった大絶賛の声が上がっていた。

「『ミルクボーイ』は5月28日に放送された『おかべろ』(関西テレビ)に出演した際、『平日は結構テレビのお仕事をやらせていただいている。土日は劇場が詰め込まれていて、この前も11ステージ。劇場が多いので、ずっとタクシーに乗って着いて漫才して、また着いて漫才してみたいな』とコメントし、かなり多忙であることを明かしています。実際、年に400~500本は漫才をしていて、関西ではほぼ毎日レギュラー番組に出演。しかし、テレビよりも舞台を大切にしているようです」(お笑いライター)

ツッコミ担当の内海崇は、ライバルの「かまいたち」の活躍について、「違う道を走ってる感じがしますね。好きでこっちの道に来てるのに、『あっちの道ええな』と思わないじゃないですか。そもそも違う道に、上とか下はないと思うんですよね」とコメントしている。

「ミルクボーイ」が関西で売れっ子になっていると聞いて、ファンもほっと一安心しただろう。だが、たまには東京で「かまいたち」との共演も見てみたいものだ。

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