アイドル界の闇が露呈…?『日向坂46』のドキュメンタリー映画に苦言

日向坂46 

日向坂46 (C)まいじつ 

7月8日に公開されたアイドルグループ『日向坂46』のドキュメンタリー映画『希望と絶望 その涙を誰も知らない』。2020年に公開された『3年目のデビュー』に続く映画第2弾だが、ファンの間で意見の分かれる作品になってしまったようだ。

「希望と絶望」は前作に同じくドキュメンタリー調の作品で、「日向坂」に2年間密着して撮影された。「日向坂」にとって〝約束の地〟である東京ドーム公演までのメンバーの苦悩や喜びを、2時間にまとめている。

アイドル活動はブラックだと公にしただけ?

天真爛漫な姿が人気の「日向坂」だけに、その笑顔の裏に隠された真実を期待していたファンも多かった。しかし、劇場へ足を運んだ日向坂ファンの通称・おひさまたちからは、

《労務管理もメンタルケアもまともに出来ず、多数のメンバーを休養に追い込み、炎天下のライブ直後「もっとがむしゃらにやれ」的な事を言い放つ運営は正直クソだと思った》
《真夏の炎天下の昼間に野外でライブをさせる無謀さ、無茶苦茶なスケジュール・セトリを美談にしてはいけない》
《炎天下でイベントやって、バックステージ野戦病院みたいになってました。運営に問題あるんじゃないのかな》
《副題に「その涙を誰も知らない」とありますが、裏側を知る事なくファンは応援しているので、誰も知る由もありません。が、それにしては内容が薄いです》
《彼女たちを追い込んで、感動的なストーリーにしようという運営側のあさましさ。それに気づいてストーリーにしたくないと言いつつも、大人に抗えないキャプテン。最後にはおひさまがすべてという呪文を糧に、あまり楽しくないアイドル活動をなんとか続けている。そんな状況を想像してしまって、あまり楽しめなかったです》

などの指摘コメントが相次いだ。

「映画公開直後の10日に、姉妹グループの『乃木坂46』早川聖来が活動休止を発表しました。彼女は多忙が祟って出演する舞台の開幕前に泣き出してしまい、公演が中止になったと囁かれたメンバーです。活動休止に関して早川は《今回、大勢の方にご迷惑とご心配をお掛けした代わりに私が得た教訓は、疲れる前に、限界を迎える前に、もっと気軽に周りの人に頼っていればよかったということです》とコメントしています」(アイドルライター)

映画公開と早川の休養発表が重なり、アイドルファンからは

《まだまだ「アイドルが潰れるのをエンタメ」と捉えてる人が多いんだなって感じる》
《日向坂46のドキュメンタリー「希望と絶望」を見ても思いますが、運営はもう少しどうにかできないのですかね》
《「希望と絶望」なんてタイトルつけて消費してる運営がいる以上、何言っても根本的には変わらんよな》
《聖来ちゃんの休業、日向坂46の「希望と絶望」を見ているかのようだ。運営はなぜ、同じ失敗を繰り返すのだろう?》

といった苦言も続出している。

「日向坂」も体調不良で休業するメンバーが多く、どこか闇があるのではないかと囁かれてきた。ファンであるおひさまたちが闇を照らしていたのかもしれないが、そろそろ限界が近付いてきたのだろうか…。

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