安倍元首相へ「歴史の審判を受けてほしかった」追悼コメントでアナウンサー炎上

安倍晋三さん 

安倍晋三さん (C)まいじつ 

7月8日に発生してしまった、安倍晋三元首相の銃撃事件。各メディアで連日のように取り上げられているが、そんな中で関西テレビのアナウンサーが不謹慎と捉えられる発言を繰り出し、炎上している。

当該人物は、関西テレビのニュース番組『報道ランナー』でメインキャスターを務める新実彰平アナウンサー。

7月12日に放送された番組内で、安倍元首相の葬儀に参列した政治家・松川るい氏へのインタビューが行われた。

そのインタビュー後、新実アナは安倍元首相に対して「生きて歴史の審判を受けて欲しかった」などとコメントする。「歴史の審判」という強烈な発言に、ネット上では、

《理解に苦しむ。愚かな一言で多くの日本国民が傷つき憤りを感じています》
《こいつだけは許せん。しかも番組中も安倍さんが世間から批判されてきたことを何度も強調していたし》
《今日もメディアの傲慢さを見ることができました。見下げた人たちですね》
《歴史の審判で、すでに歴史的に優れた指導者であったと世界が認めているが》
《確かに国民の大半も安倍さんに生きていてほしかったよ。でも審判を受けるためじゃなく、もっと活躍してほしかったから》
《このキャスターの発言はどう聞いても悪者として歴史の審判を受けろって言ってるようにしか聞こえない。政治家の審判は選挙ってっことも知らないのかな?》

といった批判が殺到している。

謝罪なし? ツイッターでの“反論”も話題に

新実アナの発言は瞬く間に広がり、同氏のツイッターへ抗議の意見を寄せる人が続出。しかし彼は、そんな人らに真っ向から立ち向かっている。

タレント・フィフィによる《まともな教育をしようとしている私たちのためにも、公共の電波で亡くなられた方を冒涜をするのをやめて下さい。心底、気持ちが悪いです》というツイートに、《『健在』『評価』等の語を選択していれば与える印象は違ったのかもしれませんが、内容に瑕疵は無いと考えております》と反論していた。

「確かに『歴史の審判』は強いワードのように思えますが、決して批判的な言葉でもなかった印象。安倍元首相が作り上げた日本が、これからどうなっていくのか。それを直接見届けて欲しかったという意味にも受け取れます。良い意味でも悪い意味でも、という一言が添えられそうですが…。今回の一件は、まだまだ尾を引きそうですね」(芸能ライター)

番組側は彼の発言に対し、どんな見解を示すのか…。今後の進展を見守りたい。

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