白石麻衣　画／彩賀ゆう　（C）まいじつ　

7月13日、ドラマ『テッパチ！』（フジテレビ系）の第2話が放送された。視聴率が激減してしまったようだ。

ケンカっ早い主人公・国生宙（町田啓太）はある日、幹部自衛官・教育隊中隊長の八女純一（北村一輝）に声を掛けられ、自衛隊に入隊する。

そして陸上自衛隊で未熟な若者たちが、現実の厳しさ、夢や希望、友情や恋愛など、日々壁にぶつかりながら、「誰かのために命を懸けられるのか」「自分がやりたい本当のこととは…」と悩みながらも奮闘していく。自衛官らのマドンナ的存在は、教官の桜間冬美（白石麻衣）だ。

初回の世帯平均視聴率は7.6％（ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同）と、水曜夜22時という放送枠にしてはまずまずだったが、第2話は5.6％と激減。実に、視聴者の4人に1人が離れてしまったという計算だ。

「同枠は、前クールに放送されていた間宮祥太朗主演の『ナンバMG5』が大ヒット。視聴率こそ最高6.6％と振るわなかったのですが、無料見逃し配信の6月月間再生数では民放全番組で1位を獲得。つまり、今年の春ドラマで最も人気の高い作品になったと言えるのです。つまり、『テッパチ！』の第1話の視聴率が高かったのはおこぼれで、第2話が本当の視聴率と言えるでしょう」（芸能記者）

『家庭教師のトラコ』に潰されて終了か

『テッパチ！』2話に対してネット上からは、

《視聴率は今後も期待できないと思う。理由としては、無駄にシャワーシーンが多すぎてまだ見ていない人に勧めづらい。裸で釣るんじゃなくて演技力で見せて欲しい》
《ドラマの制作チームはちゃんと自衛隊を取材したのかな？って疑いたくもなる作りでガッカリ。謎のシャワーシーン要らない。やけに上半身裸の部分を映してるけど、これをすれば観てる視聴者が喜ぶとでも思ってんの》
《ドラマのネタ設定としては、面白いけど、ストーリーがちょっとなぁ、もう少し硬目ならもっと面白くなった》
《前クールのナンバは原作が面白いのもあるけど、演出も良かったし、キャストがみんなハマってた。今作は自衛隊を舐めてる脚本と演出、学芸会の演技と全てが残念過ぎた》

といった声が上がっている。

「次週からは、同じ時間帯で日本テレビ系のドラマ『家庭教師のトラコ』が始まります。こちらは水曜22時×脚本・遊川和彦×主演・橋本愛の、今までに何度も成功してきた布陣。『テッパチ！』が次週4％台にまで落ちる可能性は十分あるでしょう」（同・記者）

果たして、どこかで巻き返すことはできるのか。