安倍元首相に「不死身かと」…お笑いタレントが炎上!「一線を越えた」

安倍晋三さん 

安倍晋三さん (C)まいじつ

お笑いタレントのぜんじろうが安倍晋三元首相に言及し、大炎上している。

ぜんじろうはここ数日、7月8日に銃撃されて亡くなった安倍元首相に対し、侮辱とも取れるツイートを連投。13日に投稿したツイートでは、銃撃事件の記事を引用し、《善人ほど早死って言うから、安倍さんは不死身かと思ってましたが、、》としつつ、《謹んでお悔やみ申し上げます》と綴っていた。

また、《対立してもいろんな意見を主張し合う世の中がいいに決まってます。コメディはその潤滑油になるべきだと思います》と持論を展開していた(現在は削除済み)。

「ぜんじろうは現在、スタンダップコメディアンとして活動しており、日本スタンダップコメディ協会の副会長を務めています。そもそもスタンダップコメディとは、英語圏でコメディアンが観衆の目前で演じる即興話芸の1つ。ユーモラスな物語やジョーク、人間観察、下ネタ、政治、宗教、人種差別など幅広く喋るのが特徴です」(芸能ライター)

真のスタンダップコメディアンとは…

ぜんじろうが、安倍元首相や現政権に批判的なのは今に始まったことではない。彼はスタンダップコメディアンとして振る舞ったのかもしれないが、一連の主張にネット上では、

《さすがにこれは一線を越えてる。言っていいことと悪いことがあるのがわからないのか》
《タイムリーにこんなこという神経が分からない。常識ってものがないのかな?》
《社会風刺の限度を超えてる。不快でしかない》
《他人を批判するのだけがスタンダップコメディと勘違いされたくないな。ぜんじろうは少し黙った方がいい》
《世界のスタンダップコメディアンはそんなに偉そうなこと言わない。ユーモアをはき違えている》
《落語家やスタンダップコメディアンさんのウケの取り方が、完全にミスってるの明らか。出るべきじゃないところもある》

といった批判が殺到している。

「ぜんじろうの場合は、自分と意見が異なる相手のことをひたすら貶すので、スタンダップコメディとしての評価は分かれますね。ツイッターでは《今の日本には、権力者に対するフラストレーションを向ける健全な方法が無いから、兇行になるという。〝社会風刺のユーモアの大切さ〟を改めて余計に感じさせられました》ともっともらしいことを喋っていますが、苦々しく思う人も多いのでしょう」(同ライター)

スタンダップコメディと言えば、『ウーマンラッシュアワー』村本大輔が『THE MANZAI』で体制批判をがなり立て、視聴者をドン引きさせたことがある。ぜんじろうも村本も、スタンダップコメディを日本に普及させようとする努力には頭が下がるが、一方的に他者を貶めるようなネタだけは改善の余地がありそうだ。

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