『六本木クラス』完コピなのに低視聴率の悲劇…失敗する未来しかない理由

竹内涼真 平手友梨奈 

竹内涼真 平手友梨奈 画/彩賀ゆう (C)まいじつ 

7月14日、竹内涼真の主演ドラマ『六本木クラス』(テレビ朝日系)の第2話が放送された。完コピして低視聴率という最悪の状況に陥っているようだ。

同作は、韓国で放送されて大ヒットし、『Netflix』経由で日本でも大ブームを巻き起こした『梨泰院クラス』を、日本版としてリメークした作品。

主人公の宮部新(竹内)は、金と権力を振りかざす巨大企業「長屋ホールディングス」の会長・長屋茂(香川照之)に復讐を果たすため、六本木に自分の居酒屋「二代目みやべ」をオープン。インフルエンサーの麻宮葵(平手友梨奈)らとともに店を成長させていく。

「第1話から日本オリジナル要素はほぼ皆無で、まんま『梨泰院クラス』でした。そして第2話も相変わらず本家そっくり。麻宮がバイクから投げ飛ばされるシーンや、『二代目みやべ』の内観までも本当に『梨泰院クラス』そのまんまで、もはや同じセットを使っているのでは?とも思うほどなのです」(芸能記者)

「ファンがうるさいんだろうね」

そんな本家超リスペクトの『六本木クラス』だが、第1話の世帯平均視聴率は9.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)で、テレ朝木曜21時枠ドラマとしては低め。そして第2話はさらに下がって8.6%。せっかくの完コピが台無しになるような有様だ。

「そもそも、完コピするなら本家『梨泰院クラス』を観ている人は観なくていい作品になります。一方で本家を観ていない人にとっては、日本人が〝韓国文化〟の中で演技をしているので、ただただ違和感のある作品になります。どうせなら思い切って日本版らしく大幅改変すればよかったのでしょう」(同・記者)

しかし本家を忠実に再現していることについて、有吉弘行はラジオ番組で「ファンがうるさいんだろうね」と同情していた。『六本木クラス』は始まる前から泥船だったようだ。

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