地上波『ミニオンズ』CM中にネタバレ…「フジテレビやっぱり馬鹿」「許せねー」

(C)Yuri Shevtsov / Shutterstock

最新作の公開を記念し、フジテレビ系では2夜連続で映画『怪盗グルーのミニオン大暴走』と『ミニオンズ』を放送。しかし7月18日放送の「ミニオンズ」で、CM中に先の展開をネタバレするという意味不明な一幕があり、視聴者から怒りの声が続出していた。

「ミニオンズ」は、謎の生物・ミニオンの起源に迫るスピンオフ作品。ミニオンたちは時代の〝最強のボス〟に仕えることを生きがいとしているのだが、ボスたちの命はなぜか長続きしない。

いつしか生きる目的を失ってしまったミニオンたちが滅亡の危機に瀕したその時、ケビン、スチュアート、ボブの3人は仲間を救うため、ニューヨークを舞台に奮闘していくのだった。

今回の放送では、およそ三分の一程度物語が進行したあたりで、CM中に「ここまでのミニオンズ!」とストーリーのおさらいを始める。ダイジェストで前半部分の内容に触れ、途中から視聴しても楽しめるようにしたのだろう。

ところがこのダイジェストでは、なぜか後編の一部映像やストーリーも同時に紹介。これから放送する内容にもかかわらず、丁寧にネタバレしていくのだった。

フジテレビ×映画=失敗の方程式

意味不明な後半予告映像に、思わず視聴者もドン引き。ネット上では、

《ミニオンズ見てるんだけど、CMでこの先の展開をネタバレされた。フジテレビってやっぱり馬鹿》
《信じられんほどCM中にネタバレぶっこみよるな》
《だからなんでCMでネタバレするんwww》
《「ここまでのミニオンズは?」とかいうくせに、めちゃくちゃネタバレしてきて笑っちゃった》
《ミニオンズ見てたら、ダイジェストしつつ、この先の展開を滅茶苦茶な速度と密度でネタバレされて笑ってしまった》
《ミニオンズ見てたらCMでネタバレされた。フジテレビ許せねー》

などの反響が続出している。

「フジテレビといえば、これまで映画を放送するたびに視聴者から批判を浴びてきました。過去に『アナと雪の女王』を放送した際は、エンディングを映画と無関係な俳優やアナウンサーが歌うバージョンに差し替えて炎上。しかし7月2日に放送した名作映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』では、映画と現実をリンクさせた〝粋な演出〟で珍しく視聴者から高評価を集めることに。せっかく評価が上がってきたところで今回の『ミニオンズ』だったので、残念ながら再び評価は地の底に落ちてしまいました」(芸能ライター)

日本テレビ系の『金曜ロードショー』にも同じことが言えるが、民放の映画放送は視聴者を裏切ってばかり。そろそろ視聴者ファーストの演出を考えるべきではないだろうか。

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