構想20年ドラマ『テッパチ!』世紀の大爆死!「見るに耐えない」

白石麻衣 

白石麻衣 画/彩賀ゆう (C)まいじつ 

7月20日、ドラマ『テッパチ!』(フジテレビ系)の第3話が放送された。視聴率がとんでもない下がり方をしていると話題になっている。

ケンカっ早い主人公・国生宙(町田啓太)はある日、幹部自衛官・教育隊中隊長の八女純一(北村一輝)に声を掛けられ、自衛隊に入隊する。

そして陸上自衛隊で未熟な若者たちが、現実の厳しさ、夢や希望、友情や恋愛など、日々壁にぶつかりながら、「誰かのために命を懸けられるのか」「自分がやりたい本当のこととは…」と悩みながらも奮闘していく。自衛官らのマドンナ的存在は、教官の桜間冬美(白石麻衣)だ。

初回の世帯平均視聴率は7.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)と、水曜22時の放送枠にしては好スタート。しかし第2話は5.6%と激減。さらに第3話では4.7%までダウン。わずか3話で、初回から視聴者4割減というとんでもない爆死っぷりだ。

20年構想のドラマが「見るに耐えない」

「同枠は、前クールに放送された間宮祥太朗の『ナンバMG5』が大ヒット。無料見逃し配信の6月月間再生数が民放全番組で1位を獲得するなど、春ドラマ屈指の人気作になりました。『テッパチ』の初回視聴率が高かったのは、完全にそのおこぼれでしょう。ストーリー自体、適当にオラついているだけのペラペラな男性同士の友情物語な上、自衛隊という設定が全く活かされていないので、数字が減るのも納得ですね」(芸能記者)

第3話で視聴率が激減したのは、20日より裏番組として脚本・遊川和彦氏、主演・橋本愛のドラマ『家庭教師のトラコ』(日本テレビ系)がスタートしたのも影響しているだろう。ネット上でも

《テッパチから家庭教師のトラコになります》
《テッパチが見るに耐えないので、今日からこっち見ることにした》
《テッパチを見ているので、家庭教師のトラコはどうしようかな~と思っていたら、ガチではまりましたw どっちをとるかと言われたら、トラコです》
《これで、フジテレビ系列制作ドラマ番組は全滅したなぁ。視聴率が取れない、視聴者の評価を落とすという悪循環だ》
《大コケ爆死ドラマ確定ですね…3話目で4%台突入は厳しい…初回から続くこの落ち方はヤバいやつです》

といった声が上がっている。

しかも『テッパチ』、プロデューサーらの話によると〝構想20年〟であったと言うから驚き。20年練り上げた結果が、このエセ青春部活動ドラマだったとは…。半年ペースでドラマを量産している遊川氏にボコボコにされてしまったようだ。

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