『テッパチ!』白石麻衣の“ありえない台詞”にドン引き「ドラマ的に大丈夫?」

白石麻衣 

白石麻衣 画/彩賀ゆう (C)まいじつ 

7月20日、ドラマ『テッパチ!』(フジテレビ系)の第3話が放送された。ヤバすぎるセリフ回しに、視聴者からツッコミが殺到している。

ケンカっ早い主人公・国生宙(町田啓太)はある日、幹部自衛官・教育隊中隊長の八女純一(北村一輝)に声を掛けられ、自衛隊に入隊することになった。

そして陸上自衛隊を舞台に、未熟な若者たちが、現実の厳しさ、夢や希望、友情や恋愛といった壁にぶつかりながら、「誰かのために命を懸けられるのか」「自分がやりたい本当のこととは…」と悩みながらも奮闘していく。自衛官らのマドンナ的存在は、教官の桜間冬美(白石麻衣)だ。

第3話では、陸上自衛隊の自衛官候補生として厳しい訓練を続けている宙や馬場良成(佐野勇斗)ら第一班の面々が、同じ班の武藤一哉(一ノ瀬颯)が少年刑務所上がりだという噂話を聞く。そんな中、武藤は男性教官から叱責されながら指導を受けていたが、様子が変に。突然教官に襲い掛かったため、八女は武藤を入隊させた責任を問われてしまった。

とある夜、八女が1人デスクで悩んでいると、冬美が声を掛けたのだが、このセリフ回しにツッコミが殺到している。

なんと冬美は「八女さんは第1空挺団。つまり精鋭部隊の中隊長まで上り詰めたんですよね」など、唐突に八女のプロフィールを長々と語り出し、さらにその後の職歴や上官と揉めた経緯なども説明。その上「でも八女さんは第1空挺団を誇りに思ってる。だから教官としての実績を上げて、再び精鋭部隊に返り咲きたい。そのためには例年より多くの自衛官を育てる必要がある」「でも(国生たちを)単に駒として見ることができない」「熱い思いを持った自衛官に育って欲しいと心から願ってしまう」など、ついには八女の心情まで細かに語る。

とにかくひたすら冬美が、八女のプロフィールから心情まで口頭で全て説明してしまったのだ。別に、八女と仲の良いキャラでも何でもないにもかかわらず…。

これが構想20年のドラマとは…

通常、表情や仕草などで描かれる部分をすべて説明台詞のワンシーンで済ませた展開には視聴者もビックリ。ネット上では

《描かないといけないのをまいやんに台詞で全部説明させる脚本w》
《説明シーンなげぇな》
《セリフで全部説明しちゃうじゃん…》
《ご都合主義? 説明台詞? 桜間さんが八女さんの心の内を読み過ぎで、それが出来るのってプライベートのパートナーかエスパーだけでは?》
《説明セリフ多いな。小説でキャラの解説聞いてるみたいやわ》
《え、丸々説明させてるけど…え? こんなに分かりやすい過去の話を周りにさせるやり方ある…?》
《「いやそこまで言ってドラマ的に大丈夫?」と心配になるくらい詳細な説明》

といったツッコミが殺到している。

同作は構想20年らしい。頑張って頑張って考えたキャラ設定を、つい説明してみたくなったのだろう。

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