国営ひたち海浜公園　（C）Phurinee Chinakathum / Shutterstock　

7月に入った辺りから、再び感染者が増加し始めた新型コロナウイルス。第7波と言われている現状の感染拡大に伴い、イベントが次々に中止になっている。その余波は、夏の大型野外フェスにも影響が及ぶかもしれない。

第7波に入った現在、新型コロナは全国で猛威を振るっており、7月21日は東京都の感染者が3万1878人で過去最高を記録。また、同日は全国での感染者が18万6246人で、こちらも過去最高を更新したことが分かった。

この状況下で、フェスやライブを予定していたアーティストたちのイベントが次々と中止に。歌手の三浦大知は、関係者が感染したとして、全国ツアーのうち3公演を中止にすると発表した。

他にも『SCANDAL』の北米ツアーや『純烈』のコンサートは中止に、『Mrs. GREEN APPLE』や『NiziU』はツアーの延期を発表。その他、プロ野球『読売ジャイアンツ』では、選手や関係者67人もの感染者が確認されている。

野外音楽フェスも中止？

感染爆発と相次ぐイベント中止のニュースに、SNS上からは不安の声が上がっており、

《ロッキンとサマソニ、これは中止か？》
《コロナの感染者増えすぎやろ。ロッキン中止もワンチャンありえるか？》
《ロッキン中止説出てるのキツすぎるぞ!? 夏を終わらせるなー！》
《今年もロッキン中止説出てきた？ そろそろ開催させてあげてよ…》
《ケヤフェスの櫻坂も中止だし、今年の夏もまた自粛かぁ…》
《もうおうち時間ですることなんか残ってないよ!?》

など、議論が白熱している。

「今のところ、感染拡大によるイベントの中止発表はありません。しかし、演者側やスタッフサイドから感染者や濃厚接触者が出てしまい、イベントが中止になることは十分に考えられます。現在は病床使用率も50％に迫っており、去年や一昨年であれば迷わず緊急事態宣言が出ていたレベルに達しています。今後、イベントの人数制限などが復活する可能性もあるでしょう」（医療ライター）

自粛やイベントの中止だけが英断とは言い切れないが、好きなアーティストや芸能人の姿を拝むためには、一人ひとりが感染拡大防止に尽力するしかなさそうだ…。