『オールドルーキー』設定崩壊…ガバガバ脚本に呆れ「流石に変だと思う」

綾野剛 

綾野剛 画/彩賀ゆう (C)まいじつ 

7月24日、綾野剛主演の日曜劇場ドラマ『オールドルーキー』(TBS系)の第4話が放送された。相変わらずぶっ飛んだストーリー展開に、呆れ声が続出している。

主人公は元サッカー日本代表の新町亮太郎(綾野)。37歳で選手としてのピークは過ぎ、J3に所属するチーム「ジェンマ八王子」で活躍していたものの、チームが経営難で解散してしまう。

あっという間に無職になったところを、スポーツマネージメント会社「ビクトリー」に拾われ、表舞台の選手から選手を支える裏方へ転向。セカンドキャリアで懸命に生きる新町の第二の人生が描かれる。

第4話では、新町の妻で元人気アナウンサーの果奈子(榮倉奈々)が「ビクトリー」社内で話題に。今まで新町を下に見ていた社員たちが、とある雑誌で新町の妻が果奈子だと知ると「新町さんの奥さんって糸山果奈子さんだったんですか?」「どうして言ってくれなかったんですか?」などと大盛り上がり。

さらには社長の高柳雅史(反町隆史)まで「君の奥さんが糸山果奈子ちゃんだったとは」「うちに帰ったら糸山果奈子ちゃんがいるの? 糸山果奈子ちゃんがお帰りなさいって言うんですか?」と問い詰める。果奈子が会社を訪ねることになると、社員たちは全員気もそぞろといった様子だった。

ドラマの根幹が崩壊する最悪設定

しかし「ビクトリー」といえば、超人気アスリートを何人もマネジメントするなど、芸能界とは繋がりが深い。さらに新町家は亮太郎が現役引退しただけで生活が苦しくなるなど、とても果奈子が元超人気アナと言えるような生活もしていない。そもそも新町の妻が果奈子と知らないのもありえない。そのためネット上では

《そういう設定いらない。そんなに好きだったくせに結婚したJリーガーも知らんなんて。日本元代表でそこそこ有名なんだろ?》
《反町さんもだし、芳根ちゃんまでファンだったみたいな設定なんかちょっと冷めた》
《これだけ有名な選手だったならWikipediaとかで載ってると思うんだけど…奥さん初めて知るものなの?》
《一流のスポーツ選手相手にしてる人たちが、女子アナ1人にこんなに浮かれるか?》
《仮に結婚相手を非公表にしてたとしても、このマネジメント業界の人達がこの情報全く知らないと言うのは流石に変だと思う》
《一番最初に、マネジメント依頼した時点で配偶者調べるよね。あんま有名じゃない人だってWikipediaに書いてあるもん》
《どうしてこんなに芸能関係にみんな疎いの? 人気女子アナだったら結婚相手がJリーガーで当時騒ぎになったはずでしょ》
《こんな周りが騒ぐほどの元アナウンサーならもっと生活が違っていたと思う》
《この盛り上がり方は、あやぱんカトパン夏目三久クラスの人気女子アナだったんやな》
《ここまでの人気だったら、すぐ現役復帰できそうなのにね》

といったツッコミが殺到している。

この分なら、新町が仕事に失敗したところで、妻の人気で裕福な暮らしができるだろう。誰がそんな緊張感のないセカンドキャリアのストーリーを見たいのだろうか。

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