新垣結衣の“夫婦共演”虚しく…映画『ゴーストブック おばけずかん』爆死か

新垣結衣 

新垣結衣 (C)まいじつ 

俳優の神木隆之介や新垣結衣が出演する映画『ゴーストブック おばけずかん』の上映が、7月22日から始まった。公開前から話題を呼んでいた同作だが、残念ながら数字は伸び悩んでいるようだ。

「ゴーストブック おばけずかん」は、『STAND BY ME ドラえもん』などで知られる山崎貴監督がメガホンを取った子ども向け映画。

童話シリーズ『おばけずかん』を実写化した作品で、主人公が古本屋で手に入れた〝おばけ図鑑〟が巻き起こす摩訶不思議な騒動を描いていく。

主人公たちと行動を共にする先生役を新垣が、主題歌の『異世界混合大舞踏会(feat.おばけ)』をアーティストの星野源が歌うという、間接的な〝夫婦共演〟も大きな話題に。

他にも新垣が精力的にメディアで宣伝活動を行なっていたこともあり、公開前から期待値の高い映画だった。

子どもが楽しめない? 原因は監督にも…

注目度の高い「ゴーストブック おばけずかん」だったが、公開直後の『国内映画ランキング』(興行通信社調べ)では初登場5位という微妙な結果に。公開館数が300館以上という大規模上映も虚しく、『劇場版 仮面ライダーリバイス バトルファミリア』に負ける結果となってしまった。

また劇場に足を運んだ人からの評判もイマイチで、ネット上には、

《期待はずれ。ガッキーを見るためだけの映画。それ以外はストーリーや映像の完成度は微妙に感じた》
《久々の金返せ映画。ガッキーを見て、星野源の歌で満足しよう。見え見えの伏線をどこまで引っ張るんだ》
《あんまり、面白くありませんでした。意外性もなく、無難な作品。ちょっと力の入れどころが、違うのでは?》
《ファンタジー映画として、楽しめました。ただ客席はガラガラで残念》
《手堅く面白い。けど、残念ながら初週日曜の昼間の大箱がガラ空き》

などさまざまな声が。どうやら「仮面ライダー」に観客を奪われたわけではなく、純粋に面白さが欠けていたようだ。

「『STAND BY ME ドラえもん』のほか、映画『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』などでも知られている山崎監督。話題性抜群のタイトルを数多く映画化してきた大物監督ですが、世間からの評価は決して高くありません。そのため、監督の名前で敬遠された可能性もあるでしょう」(芸能ライター)

いくら新垣と星野の大物夫婦を間接共演させようとも、内容が伴わなければ意味がない。話題性だけで映画は成功しないということが実証されたと言えるだろう。

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