『ヒルナンデス』私物査定バトルのルールが意味不明…「めちゃくちゃ不利」

南原清隆 

南原清隆 画/彩賀ゆう (C)まいじつ 

新型コロナ陽性が発覚した藤田ニコルの出演により、事前収録だったことがバレてしまった7月25日放送の『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)。しかし、同日の放送には他にも賛否を招く要素があったようで、ネット上で疑問の声が相次いでいる。

問題となったのは、芸能人が私物を査定に出し、買取金額を使って最新グルメを食べることができるコーナー『グルメハイ&ロー』だ。この企画に登場したのは、新婚で知られるお笑いコンビ『なすなかにし』と、タレントの鈴木奈々、柔道女子元日本代表の松本薫。日本の玄関口・東京駅のグルメを巡り、三つ巴の火花を散らしていった。

だが、〝査定〟というバトルの前提条件を巡り、さっそく意味不明な要素が出てくることとなる。「なすなかにし」と鈴木がリサイクルショップで査定を行なったのに対し、なぜか松本だけはフリマアプリを使って価格を査定。ロケ3日前、出品者が松本だと隠した上で、自ら私物4点を出品し、そのうち1点だけ買い手が付くこととなった。

「めちゃくちゃ不利じゃない?」

なんとも残念な結果に終わったが、ここで、松本がグルメを獲得できないことを考慮したスタッフが、特別に「片耳だけのワイヤレスイヤホン」を用意。まるでガラクタのようなアイテムだが、出演した専門家によると、片耳だけ失くしたユーザーからの需要があるとのことで、なんとこれも販売することに成功したのだった。

こうして、複数の店舗を巡る中、最後のカレーだけは全員で食べることができた一同。しかし、番組内で松本だけフリマアプリだった理由が最後まで説明されず、視聴者からは

《基本的なやり方も教えずに後からダメ出しっておかしい》
《番組がアイテム用意して、売れるってことアピールしたかったの?》
《フリマの達人とやらにダメ出しさせるためにわざと出品させたとしか思えない》
《最悪、番組関係者が裏で買うこともできるよねって思っちゃう》
《説明文の書き方とか多少勉強しないと売れる物も売れないわな。初心者の松本さん、何か気の毒…》
《なんで松本さんだけフリマアプリで他の人は査定なの? めちゃくちゃ不利じゃない?》

など、疑問や不満が相次いだのだった。

「納得いかナインデス」と考える視聴者が多かったようだ。

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