工藤静香デビュー35周年記念アルバム爆死…100万人のフォロワーはどこへ?

工藤静香 

工藤静香 画/彩賀ゆう (C)まいじつ 

歌手の工藤静香がデビュー35周年を記念して、自身初のセルフカバーアルバム『感受 Shizuka Kudo 35th Anniversary self-cover album』を7月20日にリリース。絶大な知名度を誇る彼女だが、残念ながら爆死してしまったようだ。

「感受」はファンクラブ会員からのリクエストをもとにセレクトされたシングル14曲のほか、昨年12月に配信リリースされた中島みゆき作詞・作曲の書き下ろし楽曲『島より』も収録されており、名曲から新曲まで網羅している。

プロモーションにも力を入れており、彼女は多くのメディアに出演。テレビだけではなく、女性誌に工藤の記事が掲載されるなど、話題性は抜群だったのだが…。

8月1日付けの『オリコン週間アルバムランキング』を見てみると、初登場22位という残念な結果に。インスタグラムのフォロワーが100万人を超えたことで話題になっていたが、工藤のCDを買った人はごく一部だったようだ。

100万人のインスタフォロワーはどこへ…

気になる推定売り上げは3589枚。前作『凛』の推定売り上げ2950枚を上回っているとはいえ、かつての人気は見る影もない。

「工藤の人気は、2000年に木村拓哉と結婚してから右肩下がり。出産と育児に追われ、音楽活動から遠ざかっていたことも影響しているのかもしれませんが、2005年に活動を再開した際の復帰アルバム『月影』は、オリコンチャート最高順位86位と大爆死でした。結婚を機に工藤はクールビューティーを全面的に押し出し、ターゲットを男性から女性に変更したようなのですが、これがいけなかったのかもしれません…。センス溢れる日常を切り取ったインスタグラムこそ好調な様子ですが、残念ながら直接的な売上げにはつながっていないようです」(芸能ライター)

輝かしい経歴から数字を持っていると思われている工藤だが、自身が出演した7月19日放送の『ポップUP!』(フジテレビ系)の世帯平均視聴率は1.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。低視聴率番組では宣伝効果がなかったのかもしれない。

セルフプロデュースの末に全くCDが売れなくなってしまった工藤。インスタグラムのフォロワーを伸ばしても、お金を払うフォロワーは少ないようだ。

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