あの評論家気取り芸人に暗雲? 後輩芸人も苦言「ネタもせえへんくせに」

(C)ViDI Studio / Shutterstock

突飛な発言で知られる『コロコロチキチキペッパーズ』のナダルが、珍しく正論を吐いている。

7月16日、ナダルは『モモコのOH! ソレ! み~よ!』(関西テレビ)にVTR出演。相方の西野創人から、「ある先輩のネットニュース」に「マジでこの人、何がおもろいんやろな」とコメントを書いたことを暴露された。

追い詰められたナダルは「ピー音入れる」との条件で先輩の名前を挙げ、放送上は音声が加工される。しかし、同時に表示されたテロップでは「平成ノブシコブシ・徳井」と分かるように、わざと薄いモザイクにされてしまったのだ。

先輩を誹謗中傷した理由について、ナダルは「ネタもせえへんくせに、人のネタばっかり評価しやがって」とバッサリ。一連の発言はネットでも話題となり、ナダルが失礼だと批判を浴びることになった。

しかし一方では、ナダルの発言に対する理解も見られている。たしかに、振り返ると、徳井は何の実績もないが、評論家気取りのコメントだけは一人前なのだ。

実績ゼロなのにますますご意見番に…

「徳井は各メディアやツイッターでお笑い論評や芸人論を語ることが多く、今年2月には『敗北からの芸人論』なる本も上梓。7月25~26日にはこの本のヒット記念トークライブ配信を行い、今月末にも『徳井に推したい芸人寄席』なるご意見番ぶった配信を行います」(お笑いマニア)

だが、彼の実績を考えると、こうした言論には程遠い立場であることが分かる。

「徳井の代表作が何かと聞かれ、挙げられる人はいないでしょう。相方・吉村崇がテレビで見ない日のない超売れっ子な一方、徳井は見る日がないほど売れていない。このことからも徳井に能力がないことは明白で、偉そうにお笑いを語ろうなど笑止千万。彼がやっていることは、暇を持て余した無職がテレビを見て『こいつつまんねーな』と卑屈に論評している、ネット上の自称お笑い通と同レベルに過ぎません。そもそも、コンビでネタをやっていた時代も、吉村がネタを作っていたようですからね。同じ〝腐り芸人〟の仲間である『ハライチ』岩井勇気、『インパルス』板倉俊之は、どちらもコンビのブレーンであるというのに…」(芸能記者)

そしてその矛盾は、上から目線の冷笑で知られるバカリズムと並ぶとも…。

「口うるさいお笑い評論家といえば、『R-1グランプリ』に何度挑んでも優勝できなかったにもかかわらず、上から目線で他人をこき下ろすバカリズム。しかし、彼は斜めで卑屈な芸風を持ちながら、アイドルと結婚するというミーハー極まりない行動で株を下げました。一方の徳井も今年6月、〝シンガーソングラドル〟こと歌手でグラビアアイドルの藤田恵名と〝婿養子〟に入って結婚していたことが報道されている。偉そうにお笑いを語る人間ほど、実は俗っぽいという証明ですね」(週刊誌記者)

一度くらい、『M-1』『キングオブコント』『R-1』で決勝に行けていれば、評価もまた変わるのだが…。

【あわせて読みたい】