橋本愛　画／彩賀ゆう　（C）まいじつ　

夏ドラマの多くが折り返し地点を迎えているが、日本テレビ系ドラマが大爆死しているようだ。

「今期はとにかく、全ての作品が不調。全体的に視聴率が低く、そこかしこでワースト記録を次々と更新しています。そしてその中でも、日テレ系ドラマが悲惨だと話題になっていますね」（芸能記者）

今期、日テレで放送されているプライム帯のドラマは橋本愛主演の水曜ドラマ『家庭教師のトラコ』、林遣都と仲野太賀がダブル主演する土曜ドラマ『初恋の悪魔』、『King ＆ Prince』永瀬廉主演の日曜ドラマ『新・信長公記 ～クラスメイトは戦国武将～』の3本だ。

「2歩も3歩もキャスティング力が弱い」

しかし世帯平均視聴率（ビデオリサーチ調べ、関東地区）は、『家庭教師のトラコ』が7.5％、7.0％、5.4％と右肩下がり。『新・信長公記』も同様で、6.1％、5.4％、4.2％と推移。『初恋の悪魔』は6.6％、3.9％、3.8％、5.2％と、復調気味だが苦戦している。ネット上では

《今期の日テレのプライム枠ドラマはいつにも増してボロボロだな》
《日本テレビのドラマ…話がどれもおもしろくないし、テレ朝、フジ、TBSに比べ2歩も3歩もキャスティング力が弱い》
《日テレのドラマはキツいな》
《日テレは全部5％台とかヤバすぎない？》

といった声が上がっている。

「『日テレがドラマに力を入れていない』という声がありますが、それは間違い。『家庭教師のトラコ』『初恋の悪魔』は、それぞれ脚本家が遊川和彦氏、坂元裕二氏と超売れっ子の大御所を使っています。また、日テレは〝続きはHuluで〟商法を成功させようと、視聴者が〝課金したくなる〟コンテンツを作ろうと努力しています。単純にカラ回っているのでしょう」（芸能記者）

次のクールでは成功して欲しいが…。