（C）Ground Picture / Shutterstock

地上波の連ドラで、BLドラマが放送されると発表された。しかしネット上からは「またBLか」と呆れ声が上がっている。

8月16日よりスタートするのが『オールドファッションカップケーキ』（フジテレビ系）。40歳を目前に控える野末（武田航平）は、会社で理解ある上司として慕われ、女性社員からの人気も高い。しかし、何に対しても興味が持てず、刺激のない退屈な毎日を淡々と過ごしていた。

野末の部下で、もうすぐ30歳を迎える外川（木村達成）は不愛想ながら、想いを秘めて野末を見つめていた。外川と新しい体験を重ねるうち、解き放たれていく野末。やがて彼に、今まで抱いたことのない感情が芽生え――というラブストーリーだ。

「イケメンだから絵になるけどさ…」

人気ジャンルのBLだが、さすがに最近はこの手の作品が多すぎるとの声が。ネット上では

《飽和状態》
《ここまでBLがあからさまに流行るとは思わなかった》
《なんかBL好きな人がいるのも分かるんだけど、多様性の時代なので！みたいな感じで何個も何個も続けて堂々と放映するのはどうかと思う》
《イケメンとイケメンだから絵になるけどさ…美化しすぎだよ…》
《ストーリーとして好きなドラマもあるけど、最近BLブーム？みたいな、流行ったから乗っかってる感あってなんかな～》
《BLを何かのジャンルに当てはめるなら恋愛ではなくファンタジー》

といった声が上がっている。

「『おっさんずラブ』（テレビ朝日系）のヒットを皮切りに、地上波ドラマや映画でBL作品が乱発状態。ジャニーズはもちろん、西島秀俊や内野聖陽、山本耕史までBLドラマ『きのう何食べた？』（テレビ東京系）に出演する時代ですからね。また、BLドラマじゃなくても、BL描写を取り入れるドラマが増えています。まるでノルマのように、一作に1人は同性愛者がいますね」（芸能記者）

そもそも、LGBTQを〝流行り〟のように扱って良いのだろうか…。