11月22日に『GQ MEN OF THE YEAR 2017』という今年最も輝いた男性著名人を表彰する毎年恒例のイベントが行われた。この賞を元『SMAP』の稲垣吾郎、草彅剛、香取慎吾が受賞した。
3人はそれぞれSNSを更新し、喜びの声をファンに送った。
GQ MAN OF THE YEAR 2017!
名誉ある素晴らしい賞を頂きました。
本当にありがとうございました!
皆さんと一緒に、真っ白な地図に一つ素敵な絵を描くことが出来ました。— 稲垣 吾郎 (@ingkgrofficial) November 22, 2017
GQ Men of the Year 2017!
頂きました!感謝です!
ありがとうございます!
これからも、新しい可能性を信じて
進んでいきます!皆さん宜しくお願いします!#草彅剛#香取慎吾#稲垣吾郎#新しい地図— 草彅 剛 (@ksngtysofficial) November 22, 2017
翌日はテレビのワイドショーやニュースでこの表彰式の模様が放送された。だが、3人が授賞式にいないかのような編集をして放送した番組が多かった。
「翌日の朝の情報番組などは、3人の受賞を報じる局はほとんどありませんでした。唯一、テレビ朝日が壇上で各受賞者それぞれがコメントしている姿を放送した際に触れた程度でした」(テレビ雑誌編集者)
露骨な対応に視聴者からは非難の嵐
日本テレビの『スッキリ』では司会の加藤浩次が「そっか! 香取くんと草彅くんと、吾郎ちゃんも選ばれてるのよね」と切り出すと慌てて近藤春菜にワイプを切り替えるという対応をしていた。その直後にはと加藤が小声で『なんで居ないの? なんだよそれ』と言う音声が流れていた。
一方でフジテレビも、早朝の情報番組『めざましテレビ アクア』と『めざましテレビ』で授賞式の様子を紹介したが、稲垣ら3人については全く触れなかった。
「受賞者の9人が登壇して一列に並んだ瞬間を遠目に写しただけで、よく見ないと稲垣らがいるかどうか分からないほどでした。しかも『ロバート』の秋山竜次、斎藤工、『RADWIMPS』の野田洋次郎のインタビューは放送されましたが、稲垣らはインタビューはもちろん、名前すら出ることはなかったのです」(同・編集者)
これについてインターネット上では怒りの投稿が相次いだ。
《《スッキリ?すっ、すごい 真ん中の3人の映像も完全カットなんだ…ビックリ??両端3人ずつだけを映す…って逆に笑えるし呆れるけどやっぱり一周してスッゴイ気分悪い❗️❗️❗️???サイテーです、本当に。天の声さんが3人の名前を出してくれなければ存在ゼロ。ほんとレベル低い》
《王様のブランチで、GQ授賞式が放送されていた!アレっ? 変だな?稲垣氏、草彅氏、香取氏の3名が受賞している?私の記憶違いなら申し訳ないが、スッキリには、映っていなかったような‥‥記憶違いならいいんだが‥?》
《#スッキリ ジャニーズ事務所の評判をさらにに落とすためにわざと表紙にまでなってる3人だけをカット✂してくれたと思うことにする日テレバンザイ(最大級の皮肉)》
《日テレ『スッキリ』でGQ JapanのMEN OF THE YEARの授賞式の様子を放送するも…まさかの #新しい地図 の #香取慎吾 #稲垣吾郎 #草なぎ剛 の3人の映像だけ流さない❗凄い不自然。やっぱりジャニーズ事務所からの圧力ってあるんだ❗視聴者をバカにしてる???》
授賞式での立ち位置は3人が真ん中。主催する雑誌『GQ JAPAN』(コンデナスト・ジャパン)最新号の表紙も彼ら3人が飾っており、明らかにこの3人の受賞がメインだったのは間違いない。
「ほかの受賞者を紹介し、3人を外して放送するなら最初からするべきではなかった。ジャニーズの圧力で流せなかったのか、それとも自主的排除だったのか。むしろテレビ局のイメージダウンです」(スポーツ紙記者)
フジテレビも日本テレビもジャニーズ事務所所属のタレントが数多くレギュラー番組に出演している。だが、テレビ局がジャニーズ事務所に忖度をし続けると、視聴者からそっぽを向かれてしまうかもしれない。
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