増田貴久　画／彩賀ゆう （C）まいじつ　

8月14日、綾野剛主演の日曜劇場ドラマ『オールドルーキー』（TBS系）の第7話が放送された。『NEWS』増田貴久が演じるキャラクターが、またクズムーブを見せていた。

主人公は元サッカー日本代表の新町亮太郎（綾野）。37歳で選手としてのピークは過ぎ、J3に所属するチーム「ジェンマ八王子」で活躍していたものの、チームが経営難で解散してしまう。

あっという間に無職になったところを、スポーツマネージメント会社「ビクトリー」に拾われ、表舞台の選手から選手を支える裏方へ転向。セカンドキャリアで懸命に生きる新町の第二の人生が描かれる。

「増田が演じているのは、何でもソツなくこなし、コミュニケーション能力が高い、自他共に認める会社のエース・梅屋敷。しかしエース設定とは一体…と思うほど、ドラマ内では無能の上にクズ。視聴者からめちゃくちゃ嫌われています」（芸能記者）

第7話は、そんな梅屋敷が主役の回だった。車いすテニス選手の吉木修二（福山翔大）が「ビクトリー」にやって来て、スポンサーを探してほしいと依頼。すると梅屋敷は、パラアスリートと契約する意義を、いつになく熱く社長の高柳（反町隆史）に訴える。これには新町ら同僚たちが「いつものあの人だったらもっとドライっていうか…」と困惑していた。

視聴者は身内贔屓のクズキャラに大感動！

「梅屋敷がパラアスリートに力を入れていたのは、中学生の姪が脊髄の病気になって、車いす生活をしていたため。病気になるまで、姪はテニスが好きだったので、吉木の姿を姪に見せることで、また元気を取り戻してほしいと思っていたようです。ドラマ内では、そんな梅屋敷の行動が〝実は優しい所があった〟と称賛され、美談のように扱われていました」（芸能記者）

しかし梅屋敷といえばこれまで、スランプになった選手やケガをした選手を、「再起は不可能」と間違った判断をして、容赦なく切り捨てようとしてきた。そのため、私情がある時だけは選手に優しくなることに対して、ネット上では

《梅屋敷いつも一生懸命でいろよ。私情挟むなよ…》
《増田の役の設定が相変わらずダメすぎる》
《梅屋敷くんのやる気めちゃめちゃ私情で草》
《今までの選手の扱いを反省しろ》
《美談になってるけど、さらなるゴミクズ設定だな》

といった声があがっている。

それでも多くの視聴者からは《まっすーの役今まで感じ悪いなと思ってたけど今日への伏線だったのか…泣ける》《梅屋敷さんのギャップにやられたわ》と感動の嵐が巻き起こっていた。これだから、視聴者はテレビ局にバカにされるのだろう。