『オールドルーキー』大物アスリートがチョイ役出演「扱いどうなってんの?」

綾野剛 

綾野剛 画/彩賀ゆう (C)まいじつ 

8月14日、綾野剛主演の日曜劇場ドラマ『オールドルーキー』(TBS系)の第7話が放送された。作中での〝世界ランキング〟の描写に対して、視聴者からクレームが寄せられている。

主人公の新町亮太郎(綾野)は元サッカー日本代表。37歳で選手としてのピークは過ぎ、J3に所属するチーム「ジェンマ八王子」で活躍していたものの、チームが経営難で解散してしまう。

あっという間に無職になったところを、スポーツマネージメント会社「ビクトリー」に拾われ、表舞台の選手から選手を支える裏方へ転向。セカンドキャリアで懸命に生きる新町の第二の人生が描かれる。

第7話では、車いすテニス選手の吉木修二(福山翔大)が「ビクトリー」にやって来る。パリパラリンピックの日本代表候補である吉木は、国際大会で勝つために、スポンサーを探してほしいと言う。現在、彼の世界ランキングは12位、国内ランキングは4位というトップアスリートだが、車いすテニスの知名度の低さが影響し、なかなかスポンサーが見つからない。

「世界ランキング1位は国枝さんじゃ」

しかし最終的には新町らがなんとか解決。その後、吉木は大会で、世界ランキング1位の外国人選手にフルセットの末に決勝戦で敗北。それでも世界ランキング8位まで上がり、パリパラリンピックに希望が見えるのだった。

ネット上では、世界ランキング1位の相手が外国人選手だったことにクレームが起こっている。というのも、現在の世界ランキング1位は、日本の国枝慎吾選手。今回、作中で国枝選手は本人役で登場したが、吉木の練習相手をした程度で、目立った活躍はなし。この扱いに

《こらまて! 世界ランキング1位は国枝さんじゃー》
《あのー、世界ランク1位は国枝さんなのですが、想定に問題ありませんか?》
《国枝選手が出演してたのにドラマは世界ランク1位の外国人選手に負けた内容  国枝選手に負けての準優勝で問題ないでしょ?》
《なんか毎話毎話、ストーリーがワンパターン。今回なんて国枝さんが世界ランク1位なんだから、もうちょっとちがうお話にできたと思うけど》
《国枝本人を出しておいて国枝じゃない人が世界ランク1位ってなんか大人の事情でもあるんかと勘ぐるよね》
《ここでの国枝さんの扱いはどうなってんの》

といったクレームが寄せられている。

せっかく国内に世界1位がいる競技なのだから、確かにもう少しやりようがあったかもしれない。

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