『家ついて行ってイイですか?』仕込み疑惑…人気ユーチューバー登場にシラケ声

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8月17日放送の『家、ついて行ってイイですか?』(テレビ東京系)に、仕込み疑惑が浮上。視聴者から不満の声が上がっている。

この日、スタッフが千葉県あけぼの山産業公園にいた28歳女性を取材。その女性は、登録者数74万人の人気ユーチューバー・えっちゃんであることが明かされた。

えっちゃんは、大学卒業後の2016年、ユーチューバーマネジメント事務所の『UUUM』に新卒社員として入社。その後、「UUUM」と『講談社』が共同で運営する『ボンボンTV』に出演し、一躍有名になった。

20年5月末で「UUUM」を退所し、フリーの期間を経て同年10月から『BitStar』の専属クリエイターとして活動。その傍ら、個人のYouTubeチャンネル『えっちゃんねる/悦子』を盛り上げている。

番組は、そんなえっちゃんの私生活に密着。学生時代にいじめにあっていた過去や、心の病を抱えていたこと、現在は離婚を経て一人暮らしをしていることなどを告白。

ユーチューバーとしての収入と広告単価の関係を聞かれると、「再生1回につき(今まで見た最高額の)0.8円いってほしい」と心中を吐露。「自分はなるべくしてユーチューバーになった」とコメントし、チャンネル登録者数を増やすために現在奮闘していることなどを明かした。

「またフォロワーが増える案件か」

えっちゃんの不意打ち出演に、ファンから歓喜の声が上がっている。一方、長年同番組を支持している視聴者からは

《またフォロワーが増える案件か 家ついつまらんくなったな~》
《インフルエンサー系は仕込み不可避》
《仕込みはええけどYouTuberとかいらんねん素朴な人生観をみたいのに》
《今日の家つい全くといっていいほど見どころない》
《家ついのヤラセ感すごいからチャンネル変えた》

など、冷めた声が上がっている。

「番組は〝完全素人ガチバラエティー〟と謳っていますが、最近は出演者のヤラセを疑う声も上がっています。『M-1』芸人の親や、ブレーク前の『空気階段』鈴木もぐらなどの出演が相次いでいましたからね。同番組は2016年のゴールデン昇格以降、何度か放送時間を変更していますが、今年10月から日曜午後8時台になると発表しています。しかし、この枠は『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)、『ポツンと一軒家』(テレビ朝日系)など、世帯平均視聴率が10%を超える人気番組が重なっていることから、視聴者離れが懸念されています」(テレビ誌記者)

視聴者からは「深夜枠の頃が面白かった」という声も散見される。真に視聴者が求めるものは、取材を通して漂っていたアングラ感だったのかもしれない。

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