『家庭教師のトラコ』今期ドラマで最大爆死? 高視聴率枠なのに…

橋本愛 

橋本愛 画/彩賀ゆう (C)まいじつ 

8月17日、橋本愛の主演ドラマ『家庭教師のトラコ』(日本テレビ系)の第5話が放送された。今期ドラマで最大レベルの爆死をしているようだ。

「どんな志望校も合格率100%! しかも授業料はお任せ!」という伝説の家庭教師・根津寅子(橋本)。彼女に依頼したのは、30代、40代、50代と、年齢も抱えている問題もバラバラの3人の母親たちだった。

寅子は説教もしないし、難しいことも言わない。ただ、世の中にある現実を子どもたちに見せるだけ。しかし子どもたちは、いつの間にか「正しいお金の使い方」を知ることになる…。

初回の世帯平均視聴率は7.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)と微妙な数字で、第2話7.0%、第3話5.4%、第4話5.6%、第5話5.0%と低調。今期は他にもっと視聴率の低いドラマはあるが、爆死レベルでは『家庭教師のトラコ』が最大級だという。

『テッパチ!』の大爆死でなんとかセーフ

「日テレが一番力を入れているドラマ枠は、『家庭教師のトラコ』が放送されている水曜22時枠。今までの作品は視聴率も安定しており、あの大ヒットドラマ『家政婦のミタ』が放送されたのもこの枠です。そして『家庭教師のトラコ』は、『家政婦のミタ』と同じ脚本家の遊川和彦氏が執筆。同氏は最近もこの枠で『過保護のカホコ』『同期のサクラ』とヒットを連発していたので、今回もヒットすると思われていたのですが…」(芸能記者)

しかし日テレにとっては、不幸中の幸いもあったようで…。

「前クールから、水曜22時枠でフジテレビがドラマ放送を始めました。記念すべき1作目は間宮祥太朗主演の『ナンバMG5』で、こちらが大ヒット。しかし、日テレも『悪女(わる)~働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?~』がそこそこヒットしたおかげで、視聴率的にはなんとか勝利しました。もし『家庭教師のトラコ』と『ナンバMG5』が同じクールだったら、まず間違いなく負けていたでしょう。だが今クールは、フジテレビも『テッパチ!』が大爆死中。日テレはなんとか水曜22時枠を守ることに成功しているのです」(同・記者)

来期のドラマ対決に期待だ。

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