夏ドラマ壊滅状態! 視聴率3%ドラマが3本も…「脚本が面白くない」

永瀬廉 

永瀬廉 画/彩賀ゆう (C)まいじつ 

全体的に低調だと、あちこちで報道されている今期のドラマ。数字がとんでもないことになっているという。

口火を切ったのは、林遣都と仲野太賀がダブル主演するドラマ『初恋の悪魔』(日本テレビ系)だった。第1話の世帯平均視聴率は6.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)で、日テレ土曜22時ドラマ枠ではワーストのスタートを切ることに。

そして第2話では、大幅減の3.9%。第3話も3.8%と連続で3%台を記録。現在は少し復調しているが、過去最低ラインのままだ。

そして『Hey!Say!JUMP』の中島裕翔が主演を務める、ドラマ『純愛ディソナンス』(フジテレビ系)も大爆死中。初回の世帯平均視聴率はわずか4.8%で、第4話でついに3.7%と打ち切りラインに到達。第5話3.8%、第6話3.7%と、すでに3回も3%台を記録している。

そして『King & Prince』永瀬廉が主演のドラマ『新・信長公記 ~クラスメイトは戦国武将~』(日本テレビ系)も大爆死。初回6.1%で、第2話5.4%、第3話4.2%、第4話3.8%とキレイな右肩下がりをしている。

3%台が4作品になる可能性も…

「最近は『TVer』の普及などで視聴率が落ちていますが、それでも同じクールに3%台を記録するプライム帯ドラマが3作品もあるなんて、異例中の異例。3%台なんて今までは年に1本あるかどうかだったので、いかに今期がボロボロかわかります。しかも水曜ドラマ『テッパチ!』(フジテレビ系)も4.0%を記録するなど3%台にリーチ状態なので、4作品になる可能性も…」(芸能記者)

この数字に、ネット上では

《テレビを見ない時代とか、視聴率の取り方が古いとかもあると思うが、今期は、面白いドラマがなかった。脚本が面白くない事が大きな理由だと思う》
《まぁ正直、次が気になるような面白い話が無い。演者より作り手の問題だと思う》
《視聴媒体がこれだけ多様化してるのだから、自然な傾向でしょうね。とはいえ脚本や主役が数字を持っているか…あたりが数字には大きく影響するのは事実かなと》
《ただ脚本が面白くないだけだと思います。内容が薄っぺらい》

など、演者ではなく作り手側に問題があるとの指摘が多数。

事実、今期ナンバーワンとされるのが韓国ドラマのリメークである『六本木クラス』(テレビ朝日系)だけに、日本ドラマ界は内容を一度見直す必要があるだろう。

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