『ほん怖』CMの多さに視聴者ゲンナリ「霊より多い」「感情移入できない」

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大人気ホラー特番『ほんとにあった怖い話 夏の特別編 2022』(フジテレビ系)が、8月20日に放送された。選りすぐりのホラー作品で視聴者を恐怖に陥れた同番組だったが、今回の放送ではCMが多すぎたため、怖さも半減してしまったようだ。

同日の番組では『乃木坂46』の次世代エース・山下美月が出演する『一言のあやまち』をはじめ、豪華キャストによる全5話の物語を放送。俳優・神尾楓珠が主演を務めた『非常通報』や、『ももいろクローバーZ』の高城れに主演作『憑(つ)けてくる』など、選りすぐりの恐怖映像が流れた。

同番組のMC・稲垣吾郎も今回のエピソードには自信があったのか、公式サイトに「今回もめちゃくちゃ怖いということは自信を持って言えます! 覚悟しながら楽しみにしていてください!」といったコメントを寄せていた。

放送中に何度も…幽霊よりも多いCM?

しかし、実際の放送では何よりもCMが目立つことに。物語の放送中にも何度もCMが入り、そのたびに視聴者の〝恐怖〟という気持ちがリセットされてしまったようだ。ネット上には、

《ほん怖みてるけど、CMで怖さリセット》
《さすがにCM多すぎやろ。霊が出た回数より多いだろ》
《CM多すぎて気持ちがリセットされるから全然怖くない。感情移入もできない》
《CM多すぎて、どこで怖がればいいのかわからない》
《スポンサーあっての番組だからCMは入れなきゃ行けないのは分かるけど…。多すぎじゃない? つーか、変な切り方するから気分が萎えちゃうんだよね…。1話ごとにCMじゃダメなの?》

などの批判が相次いでいる。

「昨今の『ほん怖』は出演する俳優陣のネームバリューで注目を集めようとする傾向があり、内容に関する批判の声も非常に多い印象。今回も《イケメン美人がキャーキャー言うだけで何も怖くない》《レベルが落ちてて全然怖くない》などと指摘されていました」(芸能ライター)

名物番組もスポンサーの意向によってどんどん劣化していくが、これではテレビがオワコンと言われてしまっても仕方がないのかもしれない。

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