『六本木クラス』視聴率20%超えの可能性も? 人気が爆発的に加速

平手友梨奈 竹内涼真 

平手友梨奈 竹内涼真 画/彩賀ゆう (C)まいじつ 

8月25日、竹内涼真の主演ドラマ『六本木クラス』(テレビ朝日系)の第8話が放送された。視聴率がついに初回超えを果たし、名作ドラマのハードルをクリアした。

同作は、韓国で放送されて大ヒットし、『Netflix』経由で日本でも大ブームを巻き起こした『梨泰院クラス』を、日本版としてリメークした作品。

主人公の宮部新(竹内)は、金と権力を振りかざす巨大企業「長屋ホールディングス」の会長・長屋茂(香川照之)に復讐を果たすため、六本木に自分の居酒屋「二代目みやべ」をオープン。インフルエンサーの麻宮葵(平手友梨奈)らと共に店を成長させていく。

7月7日放送の初回の世帯平均視聴率は9.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)だった同作。第2話以降は8.6%、7.0%、8.1%と推移して一時はピンチに陥った。だが第5話以降は、4週連続で視聴率がアップ。最新の第8話ではついに10.0%と二桁に乗せ、初回の視聴率を上回った。

『石子と羽男』以来の伸び率

「連ドラは駄作の場合、初回の視聴率が最も高くなります。その理由はもちろん、回を重ねるごとに視聴者が離れていくからです。今期のドラマでは月9『競争の番人』や『テッパチ!』(どちらもフジテレビ系)、『新・信長公記~クラスメイトは戦国武将~』(日本テレビ系)などが当てはまりますね。しかし内容が良いドラマは口コミで注目を集め、初回の視聴率を超えることも。今期のドラマで、そのような推移を見せているドラマは、『石子と羽男-そんなコトで訴えます?-』(TBS系)だけだったのですが、『六本木クラス』もついにその仲間入りを果たしました」(芸能記者)

しかも『六本木クラス』は、最終回で20%超えを狙えるポテンシャルがあるという。

「日本の今の連ドラはほとんどが10話で完結しますが、『六本木クラス』は全13話あります。つまり、まだ視聴率をあげるチャンスが5回も残っているのです。二桁に乗せてきたことで世間的な注目度がますますあがっているので、ここから飛躍的に数字があがる可能性は十分。テレビ局の盛り上げ方次第では、20%も狙えるでしょう」(同・記者)

初回は散々な評判だった『六本木クラス』。しかし、リメークした価値は十分にあったと言えそうだ。

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