舘ひろし『あぶない刑事』の新作決定に賛否!“改悪”を不安視するファン

舘ひろし 

舘ひろし (C)まいじつ

1986年から87年にかけて大ヒットしたテレビドラマ『あぶない刑事』が新作映画として復活することが分かり、話題になっている。

同ドラマは、86年に日本テレビの毎週日曜夜9時枠で放送がスタート。シリーズ1の最高視聴率は22.9%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)で、回を重ねるごとに注目を集めて2クール延長。87年9月まで放送され、同年には映画版『あぶない刑事』が興行収入26億円と大ヒットした。

さらに88年から89年にかけて続編の『もっとあぶない刑事』も放送され、2016年の『さらばあぶない刑事』まで計7作が制作された。

今回、〝タカ&ユージ〟の名コンビが復活することに、ファンは

《あぶない刑事が復活するんだ! 全作を見てるので、感激してます》
《40年近く経って、未だに凄まじい人気だし、日本の芸能史に燦然と輝く二人の共演、そしてあぶない刑事メンバーを見る事が出来るなんて奇跡としか言いようがない》
《TVシリーズの時からのファンでBlu-rayも買いました。2人ともカッコ良く年を重ねているので、新作が楽しみだね》
《「さらば」より更に原点復帰でTVシリーズの様な感じだといいな。公開が待ち遠しい》

など、大喜びしている。

古希を迎えた2人の出演を不安視する声も

一方、現在、主演で俳優の舘ひろしは72歳、柴田恭兵は71歳になっており、刑事ならとっくに〝定年〟になっていることから、ネット上では

《定年を迎えたはずだから、おかしな設定にしないで欲しい。かつての姿を彷彿とさせるも良い年の取り方をしているように描いてほしいけど…》
《ご本人たちによるスピンオフという感じになるのでしょうか。正直、観たいけれど、そのまま伝説になってほしかった、でもやっぱり嬉しい、みたいな、すごく複雑な気持ちです》
《部下の仲村トオルが56歳なことにビックリ。タカとユージはすでに定年してるから厳密には刑事じゃないだろうね》
《激しいアクションシーンではない、いぶし銀の二人が観たいです。無謀に行動する若手刑事を諫める姿を希望します》
《あぶ刑事が復活するのは素直に嬉しいが、さすがに本人たちが70歳を超えてるので、いろいろ厳しそう》

など、2人の出演を不安視する声も少なくない。

「現在、大ヒットしている映画『トップガン マーヴェリック』で主演を務めるトム・クルーズは現在、60歳ですが、映画の中では昇進を拒み続け、テストパイロットを務めています。トムの場合は年齢的にギリ現役でいけますが、さすがに70歳を超えた刑事は厳しいところもあるでしょう。なんらかの設定変更があり、刑事ではなくなった場合、番組のウリだった射撃はできなくなりますから、アクションシーンが懸念点になりそうですね。もともとコメディータッチのドラマですから、人間ドラマのような作り込みはできません。脚本家や監督の手腕が問われるでしょう」(映画ライター)

ドラマ『おかしな刑事』で主演を務める俳優の伊東四朗は現在85歳になるが、ドラマではいまだに刑事を務めている。どのような形でファンを惹きこんでくれるのか、今から楽しみだ。

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