天才お笑いコンビが突然解散! 舞台もキャンセルで心配の声「衝撃的過ぎ」

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全国に5万人はいると言われており、激しい競争から売れることが困難を極める芸人界。このレースに耐えられなかったのか、あの〝ゴールデンルーキー〟が期待の星ながらあえなく散ってしまった。

それは夏の終わりを感じさせる、にわかに肌寒い8月27日のことだった。この日、世界一のコメディアンプロダクション・吉本興業に所属する『ニゲルベ』が、何の前触れもなく解散を発表した。

メンバーの清友が10日ぶりにツイッターを更新したかと思えば、《【ご報告】すいません、嫌なご報告です! 色々メッセージなど届いてましたが、返信できずすいません》と文書画像を公開したのだ。

そこでは《この度、ニゲルベを解散することになりました》と告げられており、《結成して大体1年半ちょいという比較的スピード解散ですが、話し合った結果こうなりました》と理由が続く。〝話し合った〟との表現からは熟慮の末であることがうかがえるが、一方で《決まっていた舞台もキャンセルになり、楽しみにされていた方やご迷惑おかけした関係者の方には謝り倒しても足りません》との一文からは突然だったことも感じられる。

相方のつーこも、同日にツイッターで《この度、ニゲルベを解散します。突然のご報告で申し訳ありません》などと報告。《色々な経験をさせてもらった清友にも感謝です》と感謝をつづり、今後に関しては《コンビでの舞台はありませんが、現段階で決まっている1人の舞台は出させて頂きます。それからは、どうしていくのかは未定です》と明かした。

巨星墜つ! 前途有望な若者の悲劇に相次ぐ涙…

この一報はお笑いファンに衝撃を与え、SNSには

《これからも応援してます…ひとまずお疲れ様でした》
《すごくショックですがニゲルベのおかげで本当に良い思い出が沢山出来ました!》
《衝撃的過ぎて面食らってます》
《順調な印象だったからびっくり》
《いやさすがにびびった 今年のM-1楽しみにしてたのに…残念》
《すごく惜しいけどお二人が決めたことなら仕方ないのかな…》

など、悲しみの声が殺到。その衝撃と悲哀の大きさを物語っている。

「2人は昨年の『M-1グランプリ2021』で、結成1年ながら準々決勝まで進出。清友はピンとして3月の『R-1グランプリ2022』で準決勝まで行きましたし、将来が嘱望されるコンビでした。上り調子のところをわずか1年半で解散するのですから、余程なにか心境の変化があったのでしょう」(お笑いマニア)

競争が激しい上、何が将来を左右するか分からないお笑い界。狩野英孝のように実力がなくて売れる者もいれば、彼らのように実力派でも夢破れる者がいるのが実情だ。

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