乃木坂46メンバー転落後も通常営業…雨のステージに疑問「運営はおかしい」

乃木坂46 

乃木坂46 (C)まいじつ 

アイドルグループ『乃木坂46』の『真夏の全国ツアー2022』東京公演が、8月29日~31日に『明治神宮野球場』で開催。初日にメンバーの掛橋沙耶香が転落する事故があり、その後の運営の対応も含め、ファンの間で波紋を広げている。

事故が起こったのは、29日の午後9時前。コンサート終了時、アンコールに応える形で掛橋を始めとしたメンバーは、ステージに再登場した。

その際、掛橋は一塁側のベンチの屋根に登り、端まで歩いたところで転落。立ち入り禁止エリアだったが、柵や立ち入り禁止の看板などはなかったと言う。

約2メートル落下した掛橋は、その後、救急車で病院に搬送。事務所によると掛橋は軽症で、会話もできる状態だそうだ。

「この事故を受け、掛橋は同ツアーを休演すると公式サイトで発表されました。また、《安全対策を第一にコンサートを運営してまいります。ご来場の皆さまにおかれましては、多大なるご心配をおかけしましたこと、お詫び申し上げます》と謝罪。事故後の対応やファンへの気配りはスムーズでしたが、やはりファンの間では運営側への批判が相次いでいるようです」(芸能ライター)

ネット上では、

《結局は死人が出なければ何も対策しないんだろうな。48Gでも転落したメンバーを逆非難する現役がいたし…》
《おい運営! 儲かってるんだから、安全対策ちゃんとやれや!》
《演者が怪我したならコンサートスタッフ側の責任なんよ。防ごうとすれば防げる事故なのに、それを起こしたんだから運営が悪いだろ》
《掛橋ちゃんを心配するのは大いに分かるけど、怒りの矛先を運営とか設営に向けるのはやめようよ》
《立ち入り禁止のところに入った本人にも非はあるはず。誰も責められないんじゃないの?》

などといったように、議論が白熱している。

転落したのは誰のせい?

また、30日の公演で雨が降っていたということもあり、

《前日に転落したメンバーがいるだけでも普通は中止・延期の案件なのに、その日よりさらに激しい雨が降っても普通にライブをやる乃木坂の運営はおかしいと思う》
《中止しろ!とまでは言わんけどさ、昨日メンバーがステージから転落して、翌日に雨の中やるってちょっとなんかアレだよなって正直おもった》
《「安全対策を第一にコンサートを運営してまいります」っていうなら、雨が止むまで公演を中断しないとダメでしょ》
《出演者の転落事故なんて、これまでとこれからのすべてが吹っ飛びかねない。雨も降るし、放水したりしているし、安全面の配慮を。あと、ちょっとした高所こそ何より怖いです》

と波紋が広がっている。

「過去に同様の事故が発生した際、当時『HKT48』に所属していた指原莉乃は、運営側を非難するファンにツイッターを通じてコメントを発表。《本人たちは絶対に自分の不注意だってわかってるから。。なんでも運営運営っていうのは違うんですよねえ。。》と釘を刺していました。雨で中止にしてもファンは怒ると思いますし、難しいところですが、安全第一なのは間違いないでしょう。特に『乃木坂』の神宮コンサートは雨がつきもので、過去に何度も雨に見舞われています。掛橋が転落した公演でも雨が降っていたようですし…」(芸能ライター)

アーティストによるコンサートでの転落事故は今回が初めてではない。今までの反省を活かし、アイドル、運営、ファンが納得するような安全対策を講じてくれることを願いたい。

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