アニメ作品ばかりが話題になる日本の映画業界。しかし、そんな中で8月26日より公開されているホラー映画『NOPE/ノープ』に、大きな注目が集まっていると言う。
同作は、映画『ゲット・アウト』『アス』などを手掛けたジョーダン・ピール監督によるサプライズスリラー映画。
アメリカ・ロサンゼルス近郊の田舎町を舞台に、牧場を経営するヘイウッド家の兄妹が巨大な飛行物体の謎を追求していく。
【水曜日は #サービスデー】
全ての予想を覆す#ジョーダン・ピール からの挑戦状―。
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#最悪の奇跡が起こる
꒷꒦『#映画ノープ』大ヒット上映中!
劇場情報:https://t.co/9svWMIWIdBみるか、みないか?もう一度みるか…
百聞は一見に如かず―。 pic.twitter.com/K1Id5Jez4d— 『N☁PE/ノープ』大ヒット上映中! (@nope_moviejp) August 31, 2022
「『NOPE/ノープ』はアメリカで7月に公開され、北米週末興行ランキングで首位を獲得するなど大ヒット。一方、日本国内で発表された8月27日から28日の『映画観客動員ランキング』(興行通信社調べ)では、初登場9位という結果に。現在日本では『ONE PIECE FILM RED』を始め、アニメ映画の人気が圧倒的ですが、そんな中で9位にランクインした『NOPE/ノープ』は、大健闘と言えるでしょう」(映画ライター)
昨今のアニメブームにさす一筋の光明?
同作は、劇場に足を運んだ人からの評判も上々。ネット上には、
《いくら何でも面白すぎる。壮大なスペクタクル》
《みなくても後悔、みても後悔する映画です》
《開始5分でもう傑作。ストーリー天才すぎ。サービス過剰すぎ。ラストも「なんじゃそりゃ」感すごくてニヤニヤが止まらん。今年ベスト格、超必見!》
《マジで後半良すぎて昇天するかと思ったわ。映画が持ちうる威力を最大限にブチかまされた感じ》
《途中で映画館からガチで逃げたくなるほど怖くて『嘘だろ』って言いたくなるし、鑑賞者は強制的に目が合ってるので逃げられないし、怖すぎて泣いた後に怖すぎて笑いたくなる》
《とにかく映像も音響も迫力が尋常ではない。IMAXによる映画体験は『トップガン』ですら比較の対象にならないほど圧倒的。内容はネタバレになるので言及は避けるが今作から受けた衝撃は初見時の『ジョーズ』に匹敵するか、それ以上である》
など、絶賛の声が続出している。
「久しぶりにアニメ以外の作品が注目を集めたことで、一部の映画ファンは大興奮。しかし『NOPE/ノープ』は、かなり日本のアニメ作品などの影響を受けているようです。監督は感銘を受けた作品として『AKIRA』の名前を出しており、さらに作中に登場する謎の飛行物体は『新世紀エヴァンゲリオン』のデザインに影響を受けているとインタビューで語っていました。そう考えると、やはり日本はアニメ作品を盛り上げて世界に発信していくべきかもしれませんね」(同・ライター)
「NOPE/ノープ」が9位に食い込んだのも、アニメのおかげなのだろうか…。