『バトルサミット』Zeebra大健闘! ヒップホップおじさん号泣「伝説残した」

(C)Maria Markevich / Shutterstock

8月31日に『日本武道館』で、MCバトル『BATTLE SUMMIT』が開催された。優勝を掴んだAuthorityよりも、現役感がバリバリだったZeebraに注目が集まっているようだ。

〝史上最大のMCバトル〟と評された「BATTLE SUMMIT」は、日本を代表する6つのMCバトル団体が選抜したMCの中から頂点を決める戦い。

総勢20名がMCバトルを繰り広げ、優勝者には賞金1000万円が贈呈される。

出場したのはAuthorityとZeebraの他、ベル、RYKEY DADDY DIRTY、CORN HEAD、JUMBO MAATCH、がーどまん、MU-TON、呂布カルマ、孫GONG、CHEHON、MOL53、釈迦坊主、SIMON JAP、ID、DOTAMA、梵頭、晋平太、CHICO CARLITO、漢 a.k.a. GAMIという錚々たるメンバー。

1回戦でZeebraは漢と対戦した。般若の『あの頃じゃねえ』のビートに乗せてZeebraは〝高ラにダンジョン〟〝さんぴん世代〟〝DEV LARGE〟などのパンチラインをぶち込み、見事に勝利を収めている。

2回戦のDOTAMAとのバトルでもZeebraは、『キングギドラ』の『公開処刑』や『Dragon Ash』の『Grateful Days』を自ら引用し、難なく勝利。3回戦では、優勝者のAuthorityと対戦して敗北するも、バチバチなバトルを見せ、会場は大いに沸き立っていた。

父娘ともに大活躍「かっこよすぎ」

惜しくも優勝は逃したものの、バリバリの現役感を見せつけたZeebraにヘッズ(ヒップホップファン)は大興奮。会場を訪れた人や、配信を観ていた人からは、

《Zeebra VS Authority見たんですが、これめちゃヤバじゃないですか…?》
《Authority優勝は文句なし。でも一番印象に残ったのはZeebraと漢のバトルだったな》
《Zeebraさんと漢さんの試合がまじでめちゃくちゃ良かった。ヒップホップを20年聞いてるおじさんは、Zeebraさんのまっすぐな目と優しい顔だけで涙腺崩壊だったよ…》
《Zeebraは漢でも、Authorityでも伝説を残したな…》

といった感動のコメントが上がっている。

「MCとしての実力を見せた一方で、Zeebraには『NiziU』リマの父親という一面もあります。モデルの中林美和との間に生まれたリマは、日本語以外に英語と韓国語を話すトリリンガル。2022年8月からは初の全国ツアー『NiziU Live with U 2022〝Light it Up〟』が開催されています。父娘共に大舞台で活躍する様子は、双方のファンから《お父さんは武道館、娘は全国ツアーでぶちかますって、激アツすぎ!》《父娘ともにかっこよすぎだろー!》などと絶賛されていました」(芸能ライター)

国内ヒップホップ黎明期から現在まで、色褪せない活躍をしているZeebra。これからも日本のヒップホップを引っ張り続けて欲しいものだ。

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