『くりぃむナンタラ』超劣化!? 飲食店への失礼行為に落胆「深夜帯に戻して」

くりぃむしちゅー 

くりぃむしちゅー (C)まいじつ 

9月4日放送の『くりぃむナンタラ』(テレビ朝日系)で、芸人たちの〝失礼行為〟があったとして、視聴者の間で物議を醸している。

『今すぐ行こうぜ!!オレの美味すぎメシ語り王』とし、新木優子、貴島明日香、『乃木坂46』与田祐希ら豪華キャストと、芸人たちが2人きりで食事ができる企画を実施。

『くりぃむしちゅー』有田哲平、上田晋也、『ずん』飯尾和樹、『アンタッチャブル』柴田英嗣がプレゼンに挑戦し、勝利したら実際に店を訪れるというルールだ。

柴田は新木に〝赤い宝石〟と称される「お好み焼き」、有田は都内唯一のランチ限定「幻ラーメン」で対決し、有田が敗北。続いて与田に、上田は出汁で食べる「焼肉」、飯尾は福岡県民も唸るという「水炊き」をプレゼンし、飯尾が敗れた。

最後に、有田は味変を楽しめる「美容鍋」、飯尾はタイムスリップできる「町中華」で勝負を行ない、結果、有田が貴島と食事をすることに。飯尾は番組内で2度、お店に謝罪電話を行なった。

劣化する『くりぃむナンタラ』

お店は「いいですよ、またいらしてください」と、やや残念がりながら謝罪を受け入れた。しかし、番組企画としながらも、直前にお店に迷惑をかけることがあってはならないとし、視聴者からは

《用意して待ってたお店の事はどうするの? 不快でしかない》
《テレビの演出でそういう風に見せてる可能性もあるけどこれはあかんな》
《撮影準備したお店に行かないって失礼すぎん?》
《本当申し訳無いけどお店の人が可哀想》
《「本当に通いつめたお店を大切にしていて、そこのメニューが大好きなら、こういった企画はやらない。食や料理人に対して愛が無い」って、寺門ジモンさんなら叱りそうな内容やったな》

など難色を示す声が上がっている。また、今年4月の番組改編を皮切りに、企画全体の劣化を感じる視聴者も多いようで、

《別番組かと…。同じカテゴリーなら、テレ東のバス旅シリーズの方が圧倒的に面白い》
《これならプライムタイムじゃなくていいやん》
《こんな企画ばっかなら深夜帯に戻してお笑いの企画して》
《グルメするんならこの番組じゃなくていいよ》
《ヒルナンデスとかでも出来る内容じゃん》

などの指摘も上がっている。

「同番組は元々、2004年から08年の『くりぃむしちゅー』の冠番組『くりぃむナントカ』を皮切りに、時間を何度か変更し放送しています。深夜帯では『アイドル座付き作家選手権』『たまには脳を休ませたい』などの尖った企画がいくつかあり、人気でしたが、今年4月の改編から、旅企画や食レポ企画など、既視感のある陳腐な企画ばかりに。今回は店舗側も承知の上でのキャンセルだったと思いますが、最近の番組の評判が悪いため、さらにイメージダウンしてしまったようですね」(芸能記者)

最近のテレ朝は、改編後の『ロンドンハーツ』などでもパンチのない企画ばかりを連発し、不評を買っている。ここらで一度、人気番組のテコ入れが必要だと思うが…。

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