『オールドルーキー』打ち切りだった!? 抜け落ちたエピソードとは…

反町隆史 

反町隆史 画/彩賀ゆう (C)まいじつ 

9月4日、綾野剛主演の日曜劇場ドラマ『オールドルーキー』(TBS系)の第10話・最終回が放送された。全10話の視聴率は及第点で、何の変哲もない数字だが、ネット上では〝打ち切り説〟が浮上しているという。

主人公は、元サッカー日本代表の新町亮太郎(綾野)。37歳で選手としてのピークは過ぎ、J3に所属するチーム「ジェンマ八王子」で活躍していたものの、チームが経営難で解散してしまう。

あっという間に無職になったところを、スポーツマネージメント会社「ビクトリー」に拾われ、表舞台の選手から選手を支える裏方へ転向。セカンドキャリアで懸命に生きる新町の第二の人生が描かれる。

第10話は、前回の話で「ビクトリー」の社長・高柳(反町隆史)からクビを言いわたされた新町が、最後の仕事としてJリーガー・伊垣(神尾楓珠)の海外チームへの移籍交渉を担当。見事に実現させ、高柳とも和解するという大団円だったのだが…。

反町隆史の過去エピソードをカット?

「打ち切り説が浮上しているのは、あまりにも展開が早すぎたからです。ハッピーエンドにもっていくようにするため、強引な展開の連続でしたね。また、高柳の過去が描かれなかったことにも疑問の声があがっています。高柳は過去に裏切られたことがあり、新町などに厳しい対応を取っていたのですが、その過去が具体的にどんなものだったのかはあまり語られず。視聴者は最後まで、高柳がどうしてこんな人格になっているのかわかりませんでした」(芸能記者)

高柳は新町との出会いによって、〝昔の自分〟を思い出したようだが、視聴者はその〝昔の自分〟がなんなのかわかっていない。当然、これでは感動どころではなく、ネット上では

《単にメンヘラ反町に振り回されただけだったな》
《まさか反町隆史の過去編ないまま終わると思わなかった…。それじゃただの嫌な人じゃん》
《高柳社長の過去がなぁ。彼が変わるきっかけになったエピソードにリアリティがあったら、もうちょっと展開に説得力が出た》
《あともう1話欲しかった印象 社長の過去編と改心に至るまでのストーリーは必須だった気がする》
《高柳社長の過去のトラウマをニ話、それ乗り越える回を一話ぐらい描く余裕があったら、もっと厚みと深みの出るラストになったのになぁ》
《なんか打ち切りにでもなったような雑な脚本だった》

といった声があがっている。

日曜劇場は、最終回の放送時間を延長することが多々あるが、今回はナシ。やはり、打ち切りだったのだろうか。

【あわせて読みたい】