女性芸人初の偉業へ…『キングオブコント2022』でお笑い界の歴史が変わる?

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9月6日、お笑い賞レース『キングオブコント2022』の決勝進出者が発表された。女性ピン芸人・吉住の快挙に期待の声があがっている。

決勝進出した10組は、『いぬ』『かが屋』『クロコップ』『コットン』『最高の人間』『ニッポンの社長』『ネルソンズ』『ビスケットブラザーズ』『や団』『ロングコートダディ』。

吉住は、元お笑いコンビ『巨匠』で、今はピン芸人の岡野陽一と即席ユニット『最高の人間』を結成し、決勝に進んだ。

「日本のお笑いコンテストの最高峰は、『M-1グランプリ』と『キングオブコント』の2つ。これまで、この2つのコンテストで、女性が優勝したケースはありません。吉住はこの偉業に大手をかけたのです」(芸能記者)

今まで、『南海キャンディーズ』しずちゃん、『アジアン』、『ハリセンボン』、『蛙亭』イワクラなどが挑戦し、跳ね返されてきた優勝という厚い壁。しかし吉住は、これまでの中でもっとも優勝に近いという。

『蛙亭』イワクラが嫉妬?

「これまで女性芸人が出場した際は、正直誰も〝優勝候補〟として期待しておらず、結果も案の定…という感じでした。しかし今回の吉住属する『最高の人間』は、紛れもない優勝候補の一角なのです。というのも、準決勝の舞台でのウケ方が1、2を争うレベルで、一説ではトップ通過で決勝に進んだとのウワサも…。吉住も岡野も天才型の芸人なので、この2人が組んで力を出し合うことができれば、確かにそんな評判も納得でしょう」(同・記者)

ちなみに吉住と岡野には、〝下ネタNG〟という共通点もある。時代にあっているという点でも、優勝は十分に期待できる。しかし吉住が優勝すれば、『イワクラと吉住の番組』(テレビ朝日系)で共演しているうえ、『キングオブコント』優勝を人生の目標に掲げているイワクラが、嫉妬で大変なことになりそうだ。

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