YOASOBIの主題歌に往年の『ガンダム』ファン怒り「微妙」「なんか違う」

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ikura 画/彩賀ゆう (C)まいじつ

『機動戦士ガンダム』シリーズの最新作『機動戦士ガンダム 水星の魔女』。今年10月2日よりTBS系でスタートする同作だが、放送に先駆けてオープニングテーマが発表された。しかし、担当するアーティストが音楽ユニット『YOASOBI』であることが発覚し、往年のガンダムファンからブーイングが殺到している。

「その魔女は、ガンダムを駆る」をキャッチコピーとした同作。舞台は、A.S.(アド・ステラ)122のモビルスーツ産業最大手「ベネリットグループ」が運営する「アスティカシア高等専門学園」。そこへ辺境の地・水星から編入してきた、主人公の少女スレッタ・マーキュリーを待ち受ける、壮大な物語を描いた作品だ。

そして同作は9月4日、オープニングテーマに「YOASOBI」の楽曲『祝福』を起用したことを発表。これはシリーズ構成や脚本を担当する脚本家・大河内一楼氏が書き下ろした小説『ゆりかごの星』を原案に制作した楽曲だという。

公式サイトにはボーカル ・ikuraからの「楽曲『祝福』では孤独な世界を生きる少女の願いに、寄り添い共に闘うガンダムの思いを胸に歌わせていただきました。アニメと合わせてこの楽曲も楽しんでいただけたら幸いです」といったコメントも紹介された。

“ガノタ”独特の思想が原因か

「ガンダム」×「YOASOBI」という異色の組み合わせにより、大きな注目が集まる同作。しかしガンダムのファン、通称〝ガノタ〟からは、

《とりあえずガンダムとYOASOBIの歌声は、今のところ致命的に相性が悪いから今からでも変えて欲しい》
《YOASOBIは好きだけどガンダムに起用はなんか違う感。欲をいえばキレイ女子の歌ではなくもっと泥くさい熱量で、がなりたてながら歌う系が良かったです…》
《なんか正直ガンダムでYOASOBIって結構なミスマッチ感覚えるんだよな》
《ガンダムのYOASOBIはなんかちょっと微妙だった》
《ガンダムにYOASOBIってクソつまんねえ》

などのブーイングが殺到している。

「ガンダムファンが不満を抱いているのは、『YOASOBI』の知名度がすでに高いというところ。過去オープニングに起用されてきたアーティストは、比較的無名な人が多いと主張し、作品とともにアーティストの名前が売れていくのを、楽しみにしているガンダムファンも少なくないのです。一方で、凝り固まった思想を良しとしない人も多く、《時代に合わせた全く新しい作品を作ってやろうって意気込みとか感じる》《YOASOBIの力で、ガンダム知らない層に少しでも響くのなら、こんなに嬉しいことはない》《新作ガンダムの主題歌にYOASOBIを起用したのは英断だと思うけどな》《YOASOBI起用はガチのマジで若年新規層狙ってきてるな!と嬉しくなった》と論争に発展していました」(芸能ライター)

ファン同士で対立が生まれている新作だが、はたして放送後に評価はどう変わっていくだろうか。

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