のん主演映画『さかなのこ』大好評!「超絶大傑作」「ほんっとにいい映画」

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のん (C)まいじつ

9月1日から、俳優・のんの主演映画『さかなのこ』の公開が全国でスタート。脚本を務めた人物の〝性加害疑惑〟などが浮上し、公開前から雲行きの怪しい同作だったが、ネット上では好評の声が続出している。

同作は、豊富な魚の知識でタレントだけでなく学者としても活躍する、さかなクンの半生を描いた作品。

彼の自叙伝『さかなクンの一魚一会 まいにち夢中な人生!』を、沖田修一監督と脚本家・前田司郎氏のタッグで映画化。主人公のミー坊をのんが務め、他にも柳楽優弥や夏帆など、豪華俳優陣の出演が大きな注目を集めていた。

「『さかなのこ』は9月3日から4日までの『国内映画ランキング』(興行通信社調べ)で、初登場10位を獲得。現在はアニメ映画ばかりがヒットする傾向があるため、実写作品でこの順位はかなり良い方ではないでしょうか」(芸能ライター)

著名人も絶賛! しかし批判の声も…

大ヒット漫画『GANTZ』や『いぬやしき』の作者である奥浩哉も、自身のツイッターで《さかなのこ観て来た! 面白かった! ギフテッドのさかなくんの半生を能年玲奈こと、のんがさかなくんを憑依させて熱演してた》と大絶賛している。

劇場に足を運んだ人からの評判も良く、ネット上では、

《「さかなクンをさかなクンたらしめた」周りの人への感謝のラブレターのような映画だった。超絶大傑作》
《好きな事にずっと携わっていける人生は幸せであるけど代償と覚悟もしっかり描いている良作でぎょざいました》
《〝ヤバいやつ〟をさかなクン本人に演じさせるというブラックさがあって面白い》
《マジで変な映画なのでオススメです。変態として扱われてる登場人物をさかなクン本人に演じさせてるんですよ。無法ですよ》
《人間の面倒なしがらみを性別さえも超えて自分の求めるものを追う純粋無垢な存在が尊い。他に合わせるのではなく、その純粋さが周りを吸い寄せ、彼らを変えていく様がこの上なくいい》
《もう完敗! オレの中で『花束みたいな恋をした』と同じぐらいの最高の邦画が生まれてしまったな…》
《ほんっっとにいい映画だった。優しい世界で…。最初に出たけど、本当に男とか女とかそんなもんはどうでもよかった。のんさん天才か?》

などと絶賛する声が続出している。

「作品自体は非常に高評価ですが、脚本を務めた前田氏のスキャンダルを引きずる人も少なくありません。彼はワークショップの生徒に対する〝性加害〟を告発されていました。この件の真相は定かではありませんが、ネット上では《前田司郎氏の性加害に関して対応が見られないので見送ることにする》《性加害行為を働いていたという事実を知り、上映開始ギリギリまで鑑賞をやめるかどうか悩んだ》などの声も見受けられます」(同・ライター)

のんは過去にもアニメ映画『この世界の片隅に』など、大ヒット映画に携わっている。一時は「メディアから消えた」などと言われていたが、これを機に再び名俳優として注目を集めるかもしれない。

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