『競争の番人』視聴率“だけ”良い謎現象…SNSは無風「誰もみてないだろ」

杏 坂口健太郎 

杏 坂口健太郎 画/彩賀ゆう (C)まいじつ 

9月5日、坂口健太郎と杏がダブル主演する月9ドラマ『競争の番人』(フジテレビ系)の第9話が放送。どうやら最終回を目前にして〝失敗作〟だと確定してしまったようだ。

刑事の白熊楓(杏)は、ミスが原因で公正取引委員会審査局・第六審査へ異動させられてしまう。

そこには、天才で理屈っぽく、ひねくれ者の小勝負勉(坂口)など個性豊かなメンバーが在籍していた。白熊は公正取引委員会・第六審査、通称〝ダイロク〟の職員として、独占禁止法に関わる違反行為を取り締まり、公正な競争の場を守る〝競争の番人〟として、談合やカルテルなど不正を働く企業の隠された事実を炙り出していく。

第9話で扱ったのは、東京都発注の土木工事の談合疑惑。小勝負は談合の黒幕と踏んでいる国交省の官僚・藤堂清正(小日向文世)を追い詰める証拠を見つけようとするが、一向に資料は集まらない。そんな中、近々談合が行われるという情報を聞きつけ、開催場所に突入。しかしここでも藤堂に結び付く証拠を見つけられないのだった…。

「競争の番人、ワイしか観てない」

「天下の月9ドラマのクライマックスということで、さぞ視聴者は盛り上がっているかと思いきや、ネット上はほぼ無風状態です。某ネット掲示板の実況コメント数は、わずか170弱でした。これは、他のドラマの十分の一にも満たない数字です。当然、今期の民放プライム帯ドラマでぶっちぎりのワーストです」(芸能記者)

ネット上では、あまりに盛り上がらないため、

《【悲報】競争の番人、ワイしか観てない》
《このゴミドラマが視聴率良いのほんま謎》
《誰もみてないやろこれ》
《これはなかなか稀に見るクソドラマ》
《クソみたいな脚本、演出、演技》

といった声が上がっている。

しかし世帯平均視聴率自体は今期のドラマの中でトップクラス。これはまさに、『相棒』や『科捜研の女』(どちらもテレビ朝日系)のような、高齢者向けドラマと全く同じ現象だ。もし続編をやるなら、テレ朝の20時辺りでやると良いかもしれない。

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