フジテレビが“ベテラン芸人”のクビ切り実行!「地上波レギュラー消滅か?」

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今月をもって20年以上の歴史に幕を下ろす旅番組『もしもツアーズ』(フジテレビ系)の後番組が、フジテレビの番組改編会見にて発表された。

会見によると、新番組のタイトルは『イタズラジャーニー』。過去2回特別番組として放送されたもので、『かまいたち』と『チョコレートプラネット』がイタズラを受けながら旅をする、旅番組とお笑い番組を掛け合わせた内容だ。

「不思議なことに『イタズラジャーニー』は、『笑い×旅』という構図で、『もしツア』とさほどコンセプトに変わりがない。お出かけ情報がメインだった『もしツア』に対し、『イタズラジャーニー』は笑いがメインという違いこそありますが、レギュラー化となればお出かけ情報を強化するテコ入れが予想されます」(テレビ誌ライター)

あまり変化がないのなら、なぜ「もしツア」を継続させなかったのか。そこから透けて見えるのは『キャイ~ン』を消し去りたいという狙いだ。

『キャイ~ン』を切りたかっただけ?

「皆さん、一度目を瞑って『キャイ~ン』の功績や代表作を思い浮かべてみてください…。無いでしょう? 子どもに人気を博したのは過去の話ですし、これといった高視聴率番組もない。そのくせ『リンカーン』(TBS系)では『ダウンタウン』らと並んで大御所ぶっていましたし、実力と評価に大きな乖離が見られます。平成時代まではまだごまかしが効いたものの、今や完全に〝なぜか大物ぶっている〟扱い。若い世代ほどこの印象は強いですし、クビにするのも致し方ないでしょう」(お笑い評論家)

どうやら、フジとしてはロートルを切ることで若返りを図る狙いがあるようだ。現に、「チョコプラ」「かまいたち」と「キャイ~ン」のどちらに需要・影響力があるかは言うまでもなく、この判断には納得できるだろう。

ネット上にも、

《キャイ~ンを降ろしたただの人事異動》
《キャイ~ンテレビから消滅、かつてはクリームさまーずロンブーと並んで人気コンビだったのに何でこんなに差がついたんだろ》
《MC出来ない50過ぎのオッサンに需要無いわ 引退して遊んでも困らないくらい稼いだし、このまま地方で適当に仕事して隠居だろう》
《キャイ~ン最近見なくなったな》
《キャイ~ン地上波レギュラー消滅か?》

など、彼らの限界を指摘する声は多い。

かくなる上は、〝ウドちゃん&天野くんの仲良しコンビ〟として好印象を振りまくしかないが、今や仲良しコンビなんて腐るほどいる。もう、打つ手はないのだろうか…。

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