三浦春馬さんは超えられない? ドラマ版『君に届け』キャストに賛否

三浦春馬さん 

三浦春馬さん (C)まいじつ 

俳優の南沙良と鈴鹿央士が来年3月、『Netflix』で配信されるドラマ『君に届け』で共演することが分かり、話題になっている。

同ドラマは2006年から17年まで『別冊マーガレット』で連載され、『第32回講談社漫画賞(少女部門)』を受賞した椎名軽穂の漫画が原作。

高校生のリアルで甘酸っぱい恋愛模様が若者たちの共感を集め、アニメ・実写映画・ゲームなどクロスメディア展開されている。

主人公の黒沼爽子役には、NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』で源頼朝の長女・大姫役を演じて反響を呼んだ南が抜擢。人気者の男子高校生・風早翔太役には、2019年の映画『蜜蜂と遠雷』で『第43回日本アカデミー賞新人俳優賞』を受賞し、現在『六本木クラス』(テレビ朝日系)に出演中の鈴鹿が選ばれた。

今回の発表に、ファンからは

《これは楽しみ。若い俳優さんたちの頑張りに期待したいね》
《爽子の暗さ、風早の爽やかさを醸し出してくれたらいうことないです。2人とも若いけど実力派だからやってくれると思う》
《「君に届け」はアニメも実写映画も大好きです。ドラマ版も楽しみだなぁ》
《実写映画の爽子がただの暗い女の子になってたから、ドラマは見た目は不気味で中身は引っ込み思案だけど、明るくポジティブな感じに描いてほしい》

などといったようなコメントが届き、早くも大きな話題になっている。

多部未華子&三浦春馬さんのイメージが定着

同作は、「実写化してほしい漫画作品ランキング」で常に上位にあがっていた作品で、2010年9月には、俳優の多部未華子と三浦春馬さんのW主演で映画化。同月25日、26日の『映画観客動員ランキング』(興行通信社調べ)で初登場第2位の大ヒットとなった。

〝君に届け=多部&三浦さん〟のイメージがかなり強いためか、一部のファンからは

《「君に届け」は春馬くんの代表作。正直、他の人に演じてほしくないです》
《風早くんは爽やかな好青年。鈴鹿さん、好きな俳優さんなんだけど…なんか、イメージとは合わない》
《多部さんと三浦さんは本当にはまり役でした。風早くん役は爽やかな春馬くんしか出来ないと思う》
《三浦春馬君の演じた風早君が大好きでした。Netflix版キャスティングミスの様な…》
《多部未華子ちゃんの爽子を越えるのはハンパない高い壁だし、多部ちゃんでも原作には到底及ばないキャラなので、世界配信とか無理し過ぎだと思う》

など、新たなキャスティングを不安視する声が相次いでいる。

「同作は、現在でも2人のカップリングを絶賛する声が後を絶ちません。ファンからは三浦さんの代表作の1つと認知されており、鈴鹿が演じることに難色を示す声も聞こえてきますね。もっとも、作品が新しいキャストでリメークされるのは世の常です。ここは鈴鹿の渾身の演技に期待したいですね」(映画ライター)

鈴鹿は「実写映画版を見ていたので、たくさん悩むこともありました。でも、原作の持つ力が背中を押してくれることを信じて、真っすぐ突き進んでいこうと思いました」と前向きな姿勢を見せている。

三浦さんの演技を超える作品になることを期待したい。

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