谷原章介にブーメラン!『めざまし8』“痴漢アナウンス”の駅員批判も…

谷原章介 

谷原章介 (C)まいじつ 

情報番組『めざまし8』(フジテレビ系)9月8日放送回で、MCの谷原章介が駅係員による〝痴漢〟に関するアナウンスについて言及し、ネット上で物議を醸している。

この日番組では、視聴者の男性が録音した、JR埼京線・新宿駅の駅係員による「防犯カメラは多く設置しておりますが、痴漢は多くいらっしゃいます。痴漢をされたくないお客様は後ろの車両をぜひご利用ください」といったアナウンスを紹介。

動画を撮影した男性は「痴漢されたくなかったら移動しろというのは、女性の自己責任論にも繋がりかねない」と問題提起した。

番組の取材に、JRは「今回のアナウンスはお客様を空いている車両へご案内する目的で行なったものですが、適切なご案内ではなかった部分がありました。案内を聞いて不快に思われたお客様にお詫び申し上げます」と謝罪している。

スタジオの谷原は、「このアナウンスした方の意図は分かる。車両内のアナウンスの場合、ある程度、定型文みたいなのがあると思うんですけれども、ああやって混んでいる方々を誘導するっていう場合には、どちらかというと臨機応変にアナウンスしたのかなと思うんですよね、この方は」との見解を示す。

続けて、「痴漢は良くない。何とかそれを防ぐ手立てがない現状は、混んでいるところを避けるしかないのは分かりますけれども、改めてちょっとアナウンスを磨き直していただきたいと思います」と話した。

駅係員のアナウンスに賛否両論

このニュースに、視聴者からは

《痴漢に敬語を使ったりと、確かに日本語がおかしい点が見受けられる。いろいろ問題あるよなぁ》
《痴漢をされたくないお客様は、って全くひどい表現だ。これすべて駅員任せなのかもしれないね》
《移動を促す内容より先に、痴漢が「いらっしゃいます」という言葉の使い方にものすごい違和感を覚えました》
《しっかり「痴漢は犯罪です。発見次第即通報です」とアナウンスすべき。その上で「冤罪防止のためにも、分散乗車のご協力を」と促したらよいと思う》

といった意見が寄せられている。一方、谷原の「アナウンスを磨き直していただきたい」という発言に、

《言い回しは確かにおかしいけど、駅員も必死なんだよ。なんで谷原から上から目線で言われないといけないのか》
《めんどくさい世の中になったもんだ。わざわざテレビで取り上げるぐらいなら「例えばこう言った方がいい」という意見を出した方がいいのでは?》
《揚げ足取り感は否めないな。いちいちテレビで取り上げられて、谷原さんにまで意見されて、駅員もかわいそう》
《臨機応変で瞬時に言葉を出すのって難しいんですよね。そういうなら、谷原さんも、空気の読めないコメントを見直してほしいです》

など、物議を醸している。

JRが痴漢対策に苦慮しているのは今に始まったことではない。わざわざ番組で取り上げて、言葉尻をあげつらうことに違和感を抱いた視聴者も多かったのではないだろうか。

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