「予約ドタキャン」被害額は年2000億円!一方中国では…

wavebreakmedia / PIXTA(ピクスタ)

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忘年会シーズンの到来だ。そういった場合に飲食店を事前予約するのは当然の手順だが、最近はデートや接待での“ドタキャン”が増えて問題になっている。

「飲食店を悩ませているのは、ただの予約キャンセルではありません。“No Show”(姿を見せない)という、連絡もなしにキャンセルする客が増えているのです。その背景には、電話予約のように店の人と会話をすることのないネット予約が普及してきたことで、キャンセルしやすくなったということが挙げられます。しかも若者のあいだでは、とりあえず予約して押さえておこうという傾向が強いこともキャンセル多発に拍車を掛けています。最大95名の予約が無断キャンセルされた例もあるようで、こうなると被害も甚大です。No Showの被害は、三井住友トラストクラブの調べによると年間2000億円に達するといいます」(ウェブ関連ライター)

そこで対応策として、クレジットカード会社『ダイナース』やSNS運営会社『LINE』、高級飲食店の予約サービス会社『ポケットコンシェルジュ』の3社共同で、提携した人気レストランでキャンセルが出た場合、席を買い取り、希望するカード会員に仲介する新たなサービスを始めた。名称は『ごひいき予約』という。

こんな事情は恐らく中国の飲食店や予約でも同じ、いやもっとひどいはずだと思うかもしれないが、意外なことに中国人はドタキャンやNo Showをしないという。従って予約を受ける日本や中国の店に被害はない。どういうわけか。

 

アプリで予約時に決済も

「中国人は文化大革命以来、“人を信じてはいけない”という『性悪説』が骨身に染みています。日本人は『性善説』の上に成り立っているので、予約を信じてしまいます。中国の場合そうした土壌の上に、大都市から内陸部に至るまで、スマートフォンが1台あれば交通でも食事でも、どんな支払いも決済アプリで簡単にできる“超キャッシュレス社会”に突入しました。それだけに、飲食店予約代行サイトでは、来店前の予約時にメニューから決済まですべて完了させてしまうのです。ですから仮にキャンセルされても店側には被害がないのです」(同・ライター)

予約するなら前金を。これがしっかりしたシステムといえそうだ。

 

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