ユニクロのコラボにまたも大ブーイング!「俺たちが憧れたラングが…」

(C)NP27 / Shutterstock

9月10日、ファストファッション大手『ユニクロ』がファッションブランド『HELMUT LANG(ヘルムート ラング)』とのコラボを発表。これまでもコラボアイテムを発表する度に炎上してきた「ユニクロ」だが、今回も相変わらず批判が殺到しているようだ。

「ユニクロ」と「ヘルムート ラング」のコラボ『UNIQLO and HELMUT LANG』は、9月26日から販売開始とのことで、公式ツイッターには《クラシックジーンズを、ミニマルに、さらに美しく》とのメッセージと共に商品画像が添付されている。

今回のコラボは「ヘルムート ラング」が得意とするデニムがメインとなり、90年代に人気を博したミニマルなデニムを現代版にアレンジして発売。年代を問わずに履けるシルエットのクラシックカットジーンズで、オフホワイト、ブラック、ブルーの3色が展開される。価格は9990円と、「ユニクロ」が発売するデニムの中では少し高めの設定となっていた。

“ユニクロナイズド”されたら意味がない?

90年代を生きた若者なら誰もが憧れる「ヘルムート ラング」。しかし今回のコラボ商品は、あまりにも〝ユニクロナイズド〟されているせいか、失望する人も多いようだ。ネット上には、

《素材がユニクロ感満載》
《ヘルムートラングの名前借りる意味…》
《9900円って強気すぎね? もはや過去のブランドな上、ラング本人が監修した訳でもないでしょうに》
《俺たちが憧れたラングが、こんな激安ブランドとコラボなんて》
《もうラング自身もいないし、昔のラングジーンズのシルエットじゃないんだろうなぁ》
《興味はつきませんが流石に少しお高い気がします。ラングとは言えユニクロですから…》
《ヘルムート ラングのデニムは大昔に愛用してたので、ユニクロのニュースに喜んだものの、画像確認したら全然別物なので一気にさめた》

などといった批判が殺到している。

「実は『ヘルムート ラング』を展開する『リンク・セオリー・ジャパン』は2009年より、『ユニクロ』を運営する『ファーストリテイリング』の傘下に入っています。今回のコラボによって、その事実を知った人も多く《そもそも、ヘルムートラングがユニクロの傘下になっていたのが驚いた》といった声も上がっていましたね。『ヘルムート ラング』が悪いのか『ユニクロ』が悪いのか…。今回のコラボに複雑な思いを抱える人も少なくありません」(芸能ライター)

ちなみに今年4月に「ユニクロ」はイタリアのラグジュアリーブランド『MARNI(マルニ)』とコラボし、ブランドイメージを下げるとして猛批判を浴びたことがある。「ユニクロ」とのコラボは、服に興味のない大衆にもブランドが広まるチャンスかもしれないが、イメージを崩す可能性もある〝諸刃の剣〟のようなものなのだろう。

【あわせて読みたい】