『YOASOBI』本格的に大ピンチ!? YouTube再生回数が衝撃的…

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ikura 画/彩賀ゆう (C)まいじつ

2019年リリースの『夜に駆ける』が大ヒットし、一躍トップアーティストになった音楽ユニット『YOASOBI』。史上初めてストリーミングの累計再生回数8億回を記録した同ユニットだが、ここにきて次の一手に悩んでいるようだ。

2019年に彗星の如く現れた「YOASOBI」。〝小説を音楽にする〟というコンセプトで活動している彼らは、「夜に駆ける」で大ヒットを記録し、その後も『怪物』や『群青』などをリリース。どれもYouTubeでは再生回数1億回を突破している。

しかし今年5月に公開された新曲『ミスター』は、リリースから4カ月近く経過しても再生回数が伸び悩んでいるようだ。今までは億単位の再生回数を記録していたが、「ミスター」の再生回数は400万回にも及んでいない。

一方で「YOASOBI」と同様に、〝夜行性〟と呼ばれる『ずっと真夜中でいいのに。』『ヨルシカ』の再生回数は上々。「ずとまよ」が4月に公開した『ミラーチューン』は約860万回、「ヨルシカ」が7月に公開した『左右盲』は約690万回の再生回数を記録しているのだ。

「YOASOBI」の不人気が心配…

一時は社会現象を巻き起こすほど人気があったが、今では〝夜行性〟の他のグループから置いてけぼりを食らっている「YOASOBI」。彼らの人気を心配する声も多く、ネット上には、

《確かにYOASOBIはガチで消えかけてる》
《ヨルシカ、ずとまよはよく聞くけど、YOASOBIは聞かなくなったなあ…》
《全盛期は億超えてたんだけどね。 Adoが全部持って行った感あるよな》
《もうヒット曲が出ないんだよ、全盛期に出し尽くしたってことやな》

といったコメントが見受けられる。

「YouTubeをはじめとした、ネット上を活動拠点にしている『YOASOBI』としては、再生回数の低迷は深刻な問題でしょう。しかし単に人気が落ちているというわけでもなく、日本のアーティストの再生回数自体が落ち込み始めているとも言えるでしょう。9月10日に公開された『Official髭男dism』の新曲『Choral A』は、4日間で再生回数80万回以下。16年ぶりに新曲を出した『ELLEGARDEN』でさえ、5日間で75万回の再生数です。しかし『TWICE』の新曲『Talk that Talk』は、8月26日の公開から6700万回を記録するほどヒット中。YouTubeでMVを見ながら音楽を聴く人よりも、『TikTok』やストリーミングサービスを利用している人が増加しているのかもしれません」(音楽ライター)

消費スピードがますます加速する現代日本。今後出てくるアーティストは、海外進出も視野に入れないといけないのかもしれない。

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