韓ドラ『イカゲーム』エミー賞6冠の快挙! エンタメ後進国・日本では疑問の声も

イ・ジョンジェ 

イ・ジョンジェ (C)Tinseltown / Shutterstock

世界中で社会現象を巻き起こした韓国発のデスゲームドラマ『イカゲーム』。同作がアメリカで賞を獲得したのだが、日本国内の一部から怒りの声が寄せられている。

日本時間9月13日にハリウッドで開催された『第74回エミー賞』の授賞式。

「ドラマ部門」に『Netflix』で配信された「イカゲーム」がノミネートされ、受賞には至らなかったものの大きな注目を集めることに。

1949年から開催されている「エミー賞」の長い歴史において、非英語作品のノミネートは初で、さらに監督賞は同作を手掛けたファン・ドンヒョクが受賞。主演のイ・ジョンジェは、アジア人として史上初の「ドラマ部門」主演男優賞を受賞した。

他にも助演男優賞にオ・ヨンスやパク・ヘス、助演女優賞にはチョン・ホヨンがノミネート。「イカゲーム」は技術系の賞で4賞を受賞していたため、計6冠となった。

「2019年の『第72回カンヌ国際映画祭』では、映画『パラサイト 半地下の家族』が4部門を受賞しました。また昨年は『BTS』が『第64回グラミー賞』に選ばれたことも記憶に新しいですね。本格的に韓国エンタメが世界を席巻しつつあるようです」(芸能ライター)

韓国にボロ負け? エンタメ後進国の日本

「エミー賞」6冠という快挙を成し遂げた「イカゲーム」だが、日本ではこの結果が不満だという人も…。ネット上には、

《カイジのパクリと言われたイカゲームがエミー賞? パクリ賞の間違いではないのか?》
《カイジとライアーゲームのパクリのくせに!》
《カイジのパクリのイカゲームがエミー賞ねwww BTSといい日本のパクリで賞獲ってくれて誇らしいよ…》
《イカゲームが世界的賞賛浴びて、『神様の言うとおり』とカイジが無視されてるの何かのお笑い? 完全パクリ商品やん》
《日本でも似たようなドラマやってたのにね。何かが違かったのかね》

といった批判の声が殺到している。

「もともと『イカゲーム』は、監督のファン・ドンヒョクが日本のデスゲーム作品などからインスピレーションを受けて作り上げたドラマ。インタビューの中でも言及していますが、日本の作品は高度な頭脳戦がメインなので、それをシンプルな子どもの遊びにすれば斬新さが生まれるのではないか、と考えたようです。ズバリ監督の目論見通り、同作は世界的にヒットしましたが、それは日本の作品を模倣したからという訳ではないように思えます」(同・ライター)

基本的に日本の作品は日本人向けに作られており、世界を見据えていない。「イカゲーム」のような視点を持てば世界にも通用するかもしれないが、現状を見ている限り、難しいようにも思える…。

【あわせて読みたい】